イニシェリン島の精霊の槇村のレビュー・感想・評価

2人の男の些細な喧嘩が、次第にエスカレートして取り返しがつかなくなってしまう話。とある島の景色の雄大さに反して、片田舎の小さなコミュニティでの陰湿でじめっとした雰囲気が印象的。
主人公が次第に孤独を感じ始めたりするのもリアルでいい。人から自分はどう思われてるのかを気にし始めるあたりとか特に。