イニシェリン島の精霊のエータキのネタバレレビュー・内容・結末

雄大な自然を背景におっさん2人同士の喧嘩が延々と描かれる。
スリービルボード同様に、ある日突然発出した行動を契機に起きた模様を描いてた。
どっちにも共感できそうだけど共感したあとのシーンでこいつやばいっしょみたいなのがずっと続いてく。印象的なシーンばっかだけど、パードリックがずっと眉毛を八の字にしてたのがまじで困惑してるんだろうなという感じ。そんな彼を馬鹿にして下に見ていたコルムが、パードリックと最後に交わした内戦についての会話で、内戦なんて終わらないとまさにパードリックとコルムの喧嘩のことも表したような発言になんかハッとしたような表情を見せてて、結局コルムはずっと彼のことをちゃんと見てないだけだったんだろうなと思った。退屈な毎日に刺激が欲しいだけという感じ。一方パードリックも自分が楽しんでるんだからみんなも必ず楽しんでるだろうと他人の考えを決めつけてる感じで、どうにも喧嘩は避けられなかったのかも。
街にいる人みんな嫌なやつだった。
妹は可哀想。
そしてみんな演技うますぎ。