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イニシェリン島の精霊のお湯のレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.7
コリン・眉毛・ファレル...。

訳がわからない、のでは全くない。
対岸で起こっていることへのメタファーもそうだけれど、
私はこの二人や島の各人との人間関係、"nice = 優しい" ということがどう感じられるのか、
全てに身に覚えがある。

エンディングでマーティン・マクドナー監督と気付き(遅)、個人的にスーパー腹落ち。
『スリー・ビルボード』が大好きなのだけど、
より生々しくて自分には堪える作品だった。

途中、自分はコルム...と思いつつ鑑賞。

 ・・・・・・
わたしも誰しもが、時にはパードリックで時にはコルムで時にはシボーンで、時には誰かにとってのジェニーで、あの雑貨屋のおばさんで...、それはどんな状況でもどんな所属においても、ふとした瞬間にちょっとしたことで逆転しうるんだ、
みたいなことを映画を観終えてからほにゃほにゃと考えてる
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