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イニシェリン島の精霊のshinoのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.3
コリン・ファレルが良い具合に歳を取って
渋くてそして役に合う哀しさと孤独を切なく演じていた。

狭い世界の中で兄妹も信頼し合って 友人とも良い関係を保っていたと思っていた主人公。 それが全てで、他は何も望まなくても良かったはずだった。
それが鬱陶しく思われてしまったのだ。

セリフの中にもあったけど 12歳が考えるような一方的な無視の仕方では 主人公がうろたえるのは当たり前。

登場人物男性二人とも まともな時とヒステリックな時が交互にやってくるようだ。

何とも不思議な映画だった。
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