イニシェリン島の精霊のrenのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の対岸の本土では内戦中の様子が見える。それを小さな島の二人のおじさんの人間関係のメタファーに。
そういった社会的なメッセージ感じられる一方で、二人のおっさんの歯止めの効かなくなった喧嘩の行方(多分どっちかが死ぬまで続く)の愚かさが面白くもあるが、戦争にも似たようなことが言えるような気がしてきて悲しくもある。