ジャズは全然詳しく無いけど、ジャズの世界にすっかり魅了されたし、何より物凄い熱量に溢れた作品だった。
（帰って来てAmazonMusicでサントラを見つけて早速聴きながらレビューを書いています。）
世界一のジャズプレーヤーを目指すというスケールのでかい主人公が、仲間と出会って、共に音楽を鳴らし、成長して行くという普遍的な力強い物語だ。
これでもかという位に盛り込まれているジャズの演奏シーンがとにかく最高で、圧倒的な高揚感と満足度が素晴らしい。
また、その演出にも目を見張るものがあり、自由なカメラワークだったり、汗がほとばしる様子だったり、時に火花を散らすくらい激しかったり、時間を超越し、まるで宇宙に繋がっているんじゃないかと思えるほどだったり、プレーヤーにしか見えない景色というものを存分に見せてくれるので、とにかくワクワクが止まらなかった。
とにかく最初から最後まで無駄が無くテンポも良いので飽きさせない。
是非音響の良い映画館で！
久々にパンフまで買ってしまったんだけど、レコードジャケットみたいな凝った装丁で気に入りました。
