マツモトタクシー

BLUE GIANTのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.9
最近auプレミアムに入ってみた😀
そして昨日、月曜日だったので初の au Mondayに行こうと思い立ち救急TOHO二条へ🚖
何とか定員さんに聞いて販売機を操作して1,100円で観れた🎫



20:25 SCREEN8 153席 F16 👨約15👩約15👫約2



主人公の宮本大(ミヤモトダイ)は仙台から世界一のサックス・プレイヤーを目指して上京する
同級生の玉田俊二のアパートに居候しながらの東京暮らし

ピアニストの沢辺雪祈(ユキノリ)と運命的な出会いを果たしJASSというバンドを組む事にする
その後大に感化された玉田俊二がドラムを叩く事になり3人編成となり東京一のジャズのライブ・バー「So Blue」への出演を目指すことにするのだった。。





以下ネタバレ


昔、富士宮に在住時に漫画をTSUTAYAでレンタルした確か10巻だったかな日本編でそれを映画化
この後、大は単身海外に旅立つドイツ編そちらは未読📚



とても素晴らしい漫画だったし映画の評判も良かったので楽しみにしていた☺️

漫画の中では音が聞こえないので、それを実際の演奏で聴かせるのは至難の技だと思う
各々が漫画を読んでいてその人の頭の中で鳴ってる音は全員違うだろうし。。
しかし上原ひとみさんがピアノを弾かれていて、とても合っているように感じて心地好かった🎵

ただ残念なのは作画の方
モーション・キャプチャーを使っていてとても素晴らしい場面もある反面、中国や韓国に外注に出して書いてもらった場面は時折作画崩壊というのかパースが狂っていたりして一定のクォリティーが保たれておらず差が激しくて、つぎはぎだらけの印象
音楽がとても良いので余計目立って残念だった

以前見た大橋裕之原作で岩井澤健治監督の 「音楽」という作品は監督がコツコツ作られ統一されていて素晴らしかった
ただ7年とか掛かっていたから商業的には難しいのかな。。
今回も納期とかがあるので仕方なかったのか。。

でも「AKIRA」の大友さんとか公開延期ばかりでいつ公開してくれるんだろうと当時は思ったものだけど今となっては拘って作られていたのが良くわかる
今回は原作者の石塚真一先生は余りタッチしていなかったのだろうか。。


以前、岡田斗司夫さんのチャンネルで聞いた話

韓国へセル画を外注する時には1枚幾らで発注する
日本だと簡単な場面は新人にやらし難しい部分はベテランが担当するのだという
それでクオリティを保ち新人も育てるのが日本式

しかし韓国では1番上手い人が簡単な場面をごっそりもっていく
1枚幾らだから枚数をこなそうとするそうで手間の掛かるのは新人がやることになる
結果、経験も乏しくとんでもない下手な作品が送られてきて結局自分達で直したりする羽目になるとか。。
今回もそれが起こっていたのかな。。


ドラムのスティック捌きの表現がめちゃくちゃ素晴らしいところもあるのにサックスが間延びして変だったりでバランス悪い😅

あと「岳」もそうだけど石塚先生の主人公キャラは無垢で天才肌で理屈より身体で覚えたり感覚で動くことが多い
言動もビッグマウス的なのでそこが鼻につく人はやや苦手かも😅


原作や音楽は素晴らしいだけに作画の事がなければ4点の後半だったかな
残念で惜しい😅




と言いつつCONVERSEとコラボしていたのを発見してしまい思わず衝動買い👟
明日発送とか。。
ブルキチです🎷いやジャイキチか🥁
CONVERSEキチは間違いないです😁