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BLUE GIANTのようのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.5
メンバー集めから人気バンドが出来上がっていく道のり、挫折からの仲違いを経ての結束、そして最後のライブの高揚感はジャズバンド版のボヘミアン・ラプソディを観ているみたいでした。
主人公の神がかった演奏を表現する際の演出がテニ○の王子様のようでしたが、不思議と全然わざとらしさがない!
唯一の欠点はCGシーンの作画に対する違和感でしょうか。プロの演奏を描くって相当難しいのでしょうから、予算の都合上しかた無かったのかも…と想像しました。作画の切り替わりの時にはつい笑ってしまいそうになりましたが、音楽と脚本の良さに呑まれてだんだん気にならなくなりました。
ジャズって優雅な壮年がゆったりと演奏しているイメージだったのですが、こんなにも体育会系というか、汗みずくで演奏するバンドもあるんですね。「ジャズってめっちゃロックやん(?)」という意味不明な感想まで抱いてしまいました。
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