東京で繰り広げられる名演の数々は、映画館のdolby atmossによって解像度高く、画面を突き抜けて奏者から熱風がぶつけられる勢いです。まるでリアルライブを観ているように音が煌めき、熱情に心をぶちかまされます。先日鑑賞したSLAMDUNKの映像表現も非常に素晴らしい体験でしたが、本作の音楽表現は、奏者や観客の心と音楽がトランスしているかのように一体となり溶けるような描写でJAZZの煌きと熱狂を表しており、音響の優秀さも合わさって、あまりの素晴らしい体験に満面の笑みでお口あんぐりです。なんてハイセンスでハイカロリーな世界だったことだろう。
