こむぎ

BLUE GIANTのこむぎのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに自分の中ですごく好き!という作品だった。色んなタイミングで泣いてしまうことが多かった。
前情報をほとんど入れずに見たけど、演奏シーンが本当にうつくしかった。こんな風に演奏シーンや演奏している中や音の表現があるなんて、と感動。
お坊ちゃんに思うゆきひこも苦労しながらピアノを積み重ねていて、事故の瞬間はもう会場全体が息を呑むような音がした。自分の驕りを指摘されて、豆腐屋さんにサインを渡しに行く姿もよかった。
音楽を続けることの難しさを小さい頃の経験で感じているからこその向き合い方に、指摘して一緒に高め合っていく大がいたのは本当によかった。
田端の、高校時代頑張ってサッカーが同じように大学でできないこと、そこから一生懸命ドラムをやっていて、成長するドラムがファンなんだと言ってくれるおじいちゃんの言葉に私もぼろぼろ泣いてしまった。
もちろん音響も素晴らしい中で、演奏の音楽も迫力があった。

こういう映画に出会えると、やっぱり映画を観たいと思う。本当に良かった。
こむぎ

こむぎ