原作未読。映画館で上映期間中に気になってはいたけど結局行けなかった！けど！映画館で観ればよかったー！！！！！とめちゃくちゃ思った作品になった。
何の知識もないけど、登場人物達の熱い感情や湧き出る音楽に打ちのめされた。
大……雪降る中で、かじかんだ手で真っ赤になりながら演奏して、一種の狂気を感じたけど、それほどまっすぐにサックスに真剣に向き合っていた。昔見た感動をそのままずっと抱えて、熱量そのままに生きていっている。
雪祈が、はじめて大のサックスを聴いた時に、どれほど大の『3年』を想ったか、努力をひしと感じたか、それを汲み取る雪祈もきっと経験と努力の人なんだろうと…一緒に涙してしまった。
玉田、ジャズって良いな、って少しの興味が、悔しさになって、きっと負けたくないになって、一緒にジャズをやっていたいになって…ずっとずっと努力して本当にすごい。
青春物語だった、青春としてはあまりにも、きっと短いけど、めちゃくちゃに眩しかった。音楽シーンが本当にあつくて、その間台詞はないけど、映像で、音で、感情が揺さぶられてしまってずっと泣いてた。最後の演奏と、この映画を観て抱いた感情、たぶん忘れないだろうな。
