やがて海へと届くのAKIRAのレビュー・感想・評価

「もっと話しておけばよかった」「もっと知っていたかった」。
そんなもう叶わぬ切ない感情を噛み締めるように、余韻をにじませて描き出されるドラマ。

喪失感とともに生きることは悲しさだけではないと伝える岸井ゆきの＆浜辺美波の生命感が胸に迫る。

水平線を照らす朝陽のシーンが美しくて感動。

神羅万象、輪廻転生なんだな。

ファインダーを通して世界の片側をつなぐことで、亡くした人との距離感を縮めてくれるような映画。

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