やがて海へと届くの柑橘系のネタバレレビュー・内容・結末

映画は見る人によって感じ方が違うのだろうけど、この映画は僕には合わなかったようだ。
何を描きたかったのか、何を伝えたかったのか…。記録映像的な感じがして。

大切な親友を失ってそれを受け入れられず、彼女との思い出を辿る旅に出るけど、いつか記憶から薄れていくってことなんだろうけど…。アニメーションの挿入、猫のポーチ、楢原さんの死の意味、すみれ目線の回想、引っ越した時すみれが真奈から離れてドアの外で何を思ったのか、などなど、わからないことだらけ。
トドメは、最後の真奈のビデオ撮影。
5/13 17時51分と言っているが、5月の夕方の日の差し込み方じゃないし、映像に映った時計の時刻は14時45分。
一体何がやりたいのか？意味がわからん。

すみれのミステリアスな演技は浜辺美波しかできないだろうから、キャストはまちがってないんだろうけど。チューニングを合わせるように周りに合わせてきた彼女の見えてない世界の半面はどうだったんだろう。