Saaaaa

乱れ雲のSaaaaaのレビュー・感想・評価

乱れ雲(1967年製作の映画)
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十和田湖に向かうバスの中で、由美子の横に座ってたお爺さんに退いてもらうために「女房に話があるんです」という言葉がサラッと出てくるの、はぁー良いわ

加害者と被害者側であるという関係の禁断性、過去の同じ起点で苦しみがあり、お互いに献身的にならざるを得なかった場面に遭遇してしまうという共通項が余計に愛を加速させているよう。それに男側は加害者であるという非常にマイナスな立場から由美子の中に入ってしまったが為に、普段の人柄の良さが余計に加点要素に思えてきて由美子も惹かれてしまったのでは?

男側の熱意はねちっこくなく、あっさりはっきりと好意を伝える様は好きだなぁ、、
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