サンタムール

デリシュ!のサンタムールのネタバレレビュー・内容・結末

デリシュ!(2021年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

こないだのレディの日に、キノシネマで鑑賞して参りました‼️

【デリシュ❗】

1789年のフランスを舞台にした世界初の"レストラン"開業の人間ドラマです。
大好物やんこんな映画😋😋

いや、もうなんて素敵なオーベルジュ✨
肉が焼かれる時のしずる感とか、
バタープリたつの調理シーンも、小麦粉の山に卵とミルクを入れてコネあげーの、パンを焼きーの、さくっと作るマヨネーズも、バリバリ食べてるザリガニ🦞も、あれやこれや…。

うまそげやないか~い❕
ロック・フォールとジュヴレ・シャンベルタンと共に料理を持ってきてくれ~❗🍷🍷

とくにタイトルにもなってる“デリシュ”なる料理が、薄切りにした馬鈴薯とトリュフを重ねてパイ生地で包んで焼いたという、超美味しそうな一品なんだけど~❗😋😋😋

当時のフランスではまだレストランなんてものはなくて、貴族達は豪華絢爛なお料理やワインを楽しんでいるけれど市民達は飢えに苦しんでいる時代。
貴族たちは馬鈴薯を食べる習慣がなかったようで、主人が開いた食事会に来た客人達にはデリシュを豚のエサだとか言われちゃう事からはじまる宮廷料理人マンスロンの革命のストーリー。

これ、フランス革命前夜の18世紀フランスを舞台に、世界で初めてレストランを作った男の実話をもとにしてるんですけど、単なるグルメ映画じゃなくて、味つけがホントに素敵だった✨

主人公のマンスロンは、渾身の料理「デリシュ」を貴族たちにバカにされ、主人である公爵からは詫びろと言われて詫びなくてクビになっちゃうんだけど、息子を連れて帰った実家が、また素敵な森の中にあったもんだからねぇ。

そこで息子の発案もあって、旅人や兵士達に有料でお料理を出しーの。
弟子にして欲しいと、転がり込んでくる、わけあり熟女、ルイーズも加わり~の。
サスペンスっぽくもあり、恋愛モノっぽくもあり、料理は美味しそうだし、なんといっても、フランスの市民革命の年だもの~。
ラストの貴族と市民の立場逆転の瞬間も気持ちいい~✴️執事のカツラのはずしっプリもいい❗
ルイーズの復習劇もスカッとするバイ。

エンドロールの熟年カップルの生地をコネながらのじゃれあいなんてもう、ニッコニコしちゃうよ。

幸せな気持ちで劇場を後にして、そのまま近場のフレンチレストランを目指しましたが、1軒目は店休日、2軒目は満席でフラれましたとさ💔

そんなこんなで、今日はお家でキッシュを焼いたり、デリシュもどきを作ったりしたので
今から堕落した時間を、ワインとNetflixと共に過ごします😁
サンタムール

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