このレビューはネタバレを含みます
あんなに絶望的な中でも
決して希望を捨てずにみんなを導いて
閉ざされた心も優しく開いていって
こんな人、本当に存在していたんだなと思うと衝撃を受けた。
真っ直ぐ清く生きても、病は人を選ばず
念願叶うことなく終わってしまった人生は
あまりにも虚しく、報われない思いを
することになるのだと改めて知った。
曲がったことなど何もしていないのにと
自分の生涯を振り返ることをしたときに
あの時、ああしてしまったからかな
あの時、こうしていれば今頃は など
後悔しない人なんていないとは思うけれど
それでも、真っ当な真っ当に生きて
自分を少しでも誇っていられるように
大事に生きなくてはな、と考えた。