2023年最初の劇場鑑賞でこの作品を見ました。
昨年12月に上映開始となり話題となっていましたが戦争に関わる内容でシビアなものかと思い鑑賞するのを正直躊躇っていました。
しかしやはり日本人としてこのような過去があった事はしっかり覚えておかないと、との思いで鑑賞しました。
感想を言いますと『見て良かった、いや見なければならない作品』という事を強く思いました。
内容は明るいものではありません。しかしただ生きるのではなく希望を持つという事がいかに大切か、人を想う気持ちがいかに大切か強烈なメッセージとして心に突き刺さります。
主演の二宮和也さんの演技力は圧巻です。この話は実話という事を鑑賞後に知りましたが本人ものそのではないか、というくらいの印象を受けました。
松坂桃李さん、桐谷健太さん、安田顕さんも揺れ動く心情をとても上手く表現しています。
上映してから約1ヶ月経過して映画館で見ましたがほぼ満席でした。
年末年始で娯楽系の作品も多々ある中でこの作品をそれだけ多くの人が見ている、という事は大きな意味があると感じました。
年始初回の鑑賞がこの作品で良かったです。今年も出来るだけ多くの作品を劇場で見たいと思います。
