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ラーゲリより愛を込めてのtantamのネタバレレビュー・内容・結末

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争は人の心をなくす。
改めて、戦争は無意味であると痛感した。
終戦しているのに11年も帰国できなかったなんて…とても耐え難い。
山本幡男という人は誰よりも強く生き、多くの人に希望を与え、帰国の日を信じて約束を守ろうとしていたのに、病魔で帰国叶わなかったのはあまりにも皮肉で残酷だった。

4人が遺書を記憶して、順番に山本の家族に届けるラストは涙なしにはみられなかった。

劇中のセリフで
「何もなくてもそれでもそこには絶対希望はあるんです」は刺さりました。
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