ToshiyukiYamada

ラーゲリより愛を込めてのToshiyukiYamadaのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
4.3
シベリア抑留について、脚色はあるかもしれないが、本作の拝聴で心が痛んで仕方がない。
現代では考えられないのかもしれないが、そのような時代になれたのはこの時代を経たからなのかもしれない。
肉声で語り継ぐ事のできる人が減ったからこそ、こういう映画には価値がある。

同時に、どんな状況に置かれても生きる希望を捨てないという、その姿勢が人を動かす人間ドラマも垣間見られる。
この辺は、ショーシャンクの空に、それでも夜は明ける、に似たところも感じた。
ToshiyukiYamada

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