このレビューはネタバレを含みます
『どんな時にも希望はあるんです』
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希望なんて言葉すらタブーであってもおかしくないシビアな環境下。誰にフォーカスを当ててもいい。「兵士」でありながらも一人間として、それぞれの人生の背景が描写されていて、生きて会いたいと思える人が全員に存在していました。
戦ったのは戦争に向かった兵士だけではなく、その家族も一緒。「ただいま」「おかえり」が聞こえるってこんなにも幸せなことなんだ。
映し出されていた誰にも知られない静かな涙も、爆発してしまう怒りも、同情も疑いも、善も悪も全部全部ノンフィクション。
「生きたい」が麻痺してしまうような環境下で微かな希望を信じ続けることの尊さ、兵士から仲間に変わっていく姿、溢れる弱さ。
こんなシベリアでも空は広くて、みんなで歌う歌は楽しそうでした。
何度も何度も止めてしまいました。
正直戦争映画ってめちゃくちゃ観るの時間かかっちゃうんだけど、それでも観ないといけないと思いながら観ちゃったね〜
ニノの圧倒的演技力に拍手👏
キャスト選グッドだったのではないか!!
ただすーーーごい映像が綺麗すぎて、たまに、あれ現代?って思っちゃった(小声)