ラーゲリより愛を込めてのキギのレビュー・感想・評価

第2次世界大戦後、シベリアの強制収容所で捕虜となった男を描いた物語。

「強制収容所」、「捕虜」…言葉で知っていて、それが本当にあったことだと知っていても、自分はよく分からないでいたんだなとこの映画を観て思い知りました。捕虜というと、何となくある程度大切にされているというイメージがあったけど、ほんと奴隷と同じなんだな。

実話に基づく話だそうです。そう考えると尚更切ないなあ。日本に帰れなかった人もそうだし、帰れても10年もの歳月を収容所で過ごした人たちのことを考えると。