正直前半〜中盤の尺が長く正直中弛みするが後半30分、仏堂の密室へ謎の台座をぐぐぐと押して行くくだりから胡散臭さが増してくそ面白くなる。消えた花嫁を探す大事なシーンで007の楽曲の丸パクリ、笑わないやついる？瀧廉太郎の「花」が流れたり、冒頭ヒロインの花嫁が先生として屋敷にやってくる場面で怪しい人影の演出で急に流れてた楽曲をぶつ切りにしたり、自由な音の使い方に驚きを隠せない…メロドラマな場面ではハリウッドの影響が隠せないし、オン家のお手伝いジョディは半年間給与を全額おしゃれにぶち込むし他のシンチー作品同様脇役であるキャラが濃すぎて大渋滞を起こしている。「チマキ売り」のシウグァン役の女の子が本作でも花嫁スイミ（ベイ先生）を助ける重要なラン役を健気に演じている。もちろん主役ヒロインはシンチー作品ではもはやお馴染み。

• #mingo2021