あまんだ

ブラック・フォンのあまんだのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.8
スティーブン·キングの息子さん原作らしい。
うん、キングっぽいと思った。
1978年、田舎町で少年が拐われ、行方不明になる事件が頻発。しかも、めっちゃ近距離で、何人も。
にも関わらず、あんま警戒心の無い住民達。
普通に子供が夜、うろついてるし。
時代か?今なら、登下校は集団下校必須とか、親が送り迎えしたり、大騒ぎじゃないか?
子供達が拐われた後には、黒い風船が落ちていると言う証言も。
そして、親友が拐われ、とうとう自らも拐われる主人公の少年。夢で予言のできる少年の妹は、必死に兄を探す。
ダークなジュブナイル物。監禁されている場所からの脱出が上手くいくのか?!とか、妹は兄を救出来るか?!とか、ハラハラするし、何より犯人のお面が怖い。何か…、何?悪魔?みたいな、ちょっとだけ自分の皮膚見えてる仕様なんが、余計怖い。そんでキモい。結論から言うと、多分変態のおっさんなんやろうけど、おっさんの背景みたいなものがさっぱりわからんのがまた。
あの撮り方では、おっさんが、イーサン・ホークである必要もないけど、意味不明にイーサン・ホークが抜擢されてるのがオモロい。
イーサン・ホークじゃなくても別に大丈夫そうやのに。
良い意味で、スタンド・バイ・ミーこすってるとこが、エモくて良かった。
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