さば

ブラック・フォンのさばのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公の妹の行動が適切すぎる!素晴らしい👏
犬は無事🐶
途中、後ろに死体が突然現れるなどのびっくりする描写あるので注意。

電話口の少年たちのセリフや、冷凍庫の肉に至るまで伏線回収が見事!
犯人のゲームの話とか次のステージとかについてはよくわからなかった
犯人はマスクを複数持っていたり、人間味のある反応をしたり意外と普通の人っぽいので、ポスター詐欺かも?
美学のある犯行とかは期待しないほうがいい
人は死ぬが、スカッとして結構おもしろかった☎️

あとから他の人の考察を読んでいたら、主人公に対しての周囲が犯人のモデルの境遇に似てるな〜となりました。
最初の方のよくわからない描写の一つだった、マナーに厳しい父親と怯える子。
犯人のモデルになったキラークラウンもマナーに厳しい父親から鞭打ちを受けていたらしいですね。
そのほか、いじめっ子から同性愛者じゃないかと揶揄される(犯人モデルは父親から同じことを言われていた)描写も意図的に入れたセリフなのかな。(犯人モデルが同性愛者だったという仄めかしだけかも?)

前述のよくわからないゲームに関しては、マナーを守らない子(脱走しようとする歴代被害者)と痛めつける父親役(犯人)とをやることで、あくまで躾ゲームというていで殺していたということらしい。

マスクの多さもオシャレ?と思ってましたが、多重人格の表れという解釈に納得。
また、そのマスクを外された際ひどく狼狽えたのは本性(同性愛者)を知られたくなかったという解釈も面白かった。

以上の考察などを読んだ後、主人公が拐われずにそのまま大人になっていたら、(幼少期の環境が似ている)キラークラウンのようになっていたのは主人公だったのでは?という考えも出てきて怖くなった。
さば

さば