どうたく66

僕を育ててくれたテンダー・バーのどうたく66のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大家族の直接の親じゃないおじさんとかが、子供の成長に助けになるなるかとは良くあると思う。
宮台真司の言ううんこおじさん。仕事なにしてるんだかわからないぐらいフラフラしてるけど、昆虫やプラモデルにやたら詳しい、ある意味子供たちのヒーロー。私たちの世代が子供だったとき、そんなお兄さん、おじさんがいたような気がする。わたしも親戚のおじさんがそんな存在だった。

この映画のおじさんはバーで働いていて、カウンター越しに幼い甥っ子に男とはとか自立するとはとか教える。
おとなになっても実家で暮らしているダメなおじさんだが、アドバイスもとんちんかんだったりするが、要所、要所でなかなか良いこと言ったりする。
またおじさん通じておじさんの仲間と交流を持ち、ちょっとづつオトナの世界をのぞいて行く。

小さい男の子とおじさんの交流は素晴らしい。

岡田斗司夫がこの映画90点と評価していたので観ました。期待を裏切らない素晴らしさ。
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