SKuri

僕を育ててくれたテンダー・バーのSKuriのレビュー・感想・評価

4.5
◆テンダーバー
「何があっても女は殴るな。ハサミに刺されてもだ。」


"男の土曜の朝は、これが普通だ"
グラスの置き方、酒の飲み方、タバコと金のしまい方、女の誘い方に扱い方...伯父が営むThe Dickens Barで僕は、男としての作法を日々教わった。

B.アフレックには大富豪やコンサル等の七三分けイメージが強いので、ボサボサ頭のナイスガイは新鮮。ワイルドなのに教養が深いのも最高にクール。

自ら体現しながら人生を指南してくれる兄貴的な伯父と甥っ子の関係が微笑ましい。普段グダってる祖父まで、いざとなるとイケメンすぎる。

G.クルーニーが手掛ける作品はどれも味があり、さらっとメッセージが挟まれてる感じが好き。

人生山あり谷あり。
それでも楽しめるかどうかは本人次第。あの叔父はいつもカウンター越しに、時には肩を組んで笑い飛ばしてくれる。





2024年鑑賞38本目
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