画面構成が天才的
バンド・デシネやアメコミの様なバッチリ決まった構図を徹底的なディテールで描く
もう全編に渡る快楽的映像美
ショットに現れるガジェットや巨大兵器、爆発、衣装、作中の文化・生態系全てが気持ち良い
アクションも銃撃戦から白兵戦、タイマンとバリエーションも豊富
また、ストーリーにも惹かれた
主人公のポールに焦点を当てるとお手本のような立身出世物語に仕上がっているのは伝説的な原作の映画化であることと真摯に向き合った結果なのか
原作未読なので今後の話の行方は分からないけど
ポールの成長と共に高まる宗教的熱狂は端々に批判的に描かれるものの絶望的な状況に置かれるフレメンの人々に重ねると作劇上ブチ揚がらざるを得ない(スティルガーの陶酔した表情最高すぎる!)
俳優は皆様最高だったが、特にティモシー・シャラメが一作目に続いて王道的なイケメン振りを発揮していたのと、レベッカ・ファーガソンの妖艶な雰囲気が魅力的だった
