このレビューはネタバレを含みます
約2年前に公開されたpart 1を映画館で観終わったその瞬間から、part 2の公開を待ち焦がれてた。
2年間の期待をしっかり超えてくれた監督、役者、スタッフに敬意を表したい。
とにかく圧巻。圧倒された。
これが映画である。SFの良さである。
映像、音、世界観、演技、それら全てが最高の形で組み合わさった結果、この迫力。
言いたいことはたくさんあるが、そのうち特に印象的な点をいくつか。
ゼンデイヤという女優は、自分が想う人を失うかもしれないと思った瞬間の女性としての表情演技が、本当に見事。
今作中の、例の決闘シーンで、ポールが危うくなった時、彼女の上述の演技の良さ、上手さに心を奪われた。
思い返せばスパイダーマンノーウェイホームでも同じ表情を見た記憶がある。
あと不機嫌な表情の魅力もすんごい。
ポールとチャニが揃ってサンドウォークをするシーン。所謂ダンスシーンである。
砂の惑星での男女のダンスはこれなんだなと。
デューンの世界観と、"男女"としての距離感の芽生えが明確になった象徴的なシーンだった。
オースティンバトラーの狂気に拍手。
それから、あの一瞬の登場でのアニャテイラージョイの引きに脱帽。
Part 3の公開が待ち遠しい。
最後に。
ありきたりだが、それでもなおこの感想を読んでくれた方々へ強く伝えたいことを。
"絶対にIMAXで観てください"