グリーンツー

デューン 砂の惑星PART2のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

宇宙船や飛行機を見て、一瞬「ジブリ作品」の実写化かと思ってしまった。でも、実はこの作品の方が古い。後世に与えた影響を考えると、実は偉大な作品。

「スパイス」を巡って争うなんて、正に中世のヨーロッパ。でもフレメンの服装や舞台を考えると、スパイスは石油の例えなんだと思う。そして敵キャラの一人が「ウラディミール」だなんて。確かに原作が出来たのは1960年代で、アメリカにとって最大の敵はソ連だった。しかし半世紀以上経過してもまだ同じ、いやそれ以上の状態が現実に続くとはさすがの原作者も予想出来なかったはず。正に、事実は小説より奇なり。

上映時間が長いことだけが難点。