青と黒

デューン 砂の惑星PART2の青と黒のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0
前作以上に十分に時間と予算をかけた贅沢な一本。今回も映像美で魅せる。砂虫を乗りこなす場面は圧巻。
最初はSFの戦い物だと思ったが見ているうちにこれは侵略戦争で政治も絡んでいてまるで今の世界情勢のようだと思った。ハルコンネンの式典なんて絶対に某国を参考にしてるし。映像美だけでなくストーリー的にも割と深い。次作への興味を持たせる終わり方も良し。かわいそうなゼンデイヤはどうなるのか?
俳優は適材適所な感じで良い。みんな砂に塗れて頑張っていた。敵役のオースティン・バトラーカッコよかったな。
2年半前に見た前作をアマプラで復習してから見たので良かった。「足音でわかる」なんてすっかり忘れていたし。
しかし長いよ。結局次のフェーズは次回へ、なんだからもう少し短くしてほしかったなあ。でもだからと言ってどこを削る?となると難しい。描きたい事がいっぱいあるのもわかるし実は無駄は無いような気もしてる。
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