通常版、IMAXレーザーGTにて。
PART1に比べ、格段とストーリーの展開スピード、アクションの身の入り方がグレードアップしていた。ハンス・ジマーの劇伴の音響は凄まじいものの、そこまで前線に繰り出してこなくてもとは思う。
映像的な意味でのカタルシスは大きいものの、ナラティブや演出面から享受できるカタルシス、抜けの良さとケレン味はほぼ皆無。これはPART1から変化することなく、良くも悪くもヴィルヌーブの作家性と思われる。
ひとつの映像体験としては120点を付けても良いが、映画としての評価と擦り合わせて、このスコアとする。