このレビューはネタバレを含みます
好き嫌いが別れますよね…
まさにドゥニ・ビルヌーブの世界の映画でした。
監督が好きな僕にとっては、上映時間が短く感じて、コレでも時間を詰めただろうな…と感じました。
この監督は、戦闘シーンなどスピード感がある場面であっても、遅く感じるでしようね。
この時間の間合いが好きなんですが…
例えば、水滴が水面に落ちるのは一瞬だけど、きっとドゥニ・ビルヌーブはスローで撮るでしようね(笑)
水滴の美しさを存分に魅せて。
どの場面でも絵になるように計算されたシーンは流石です!砂漠の美しさは素晴らしかった。
満点にしなかったのは、主人公もお母さんも命の水を飲んで覚醒するのですが、そこをもう少し掘り下げてくれると、指導者となった主人公と教母のスゴさがわかりやすかったのですが、意外とアッサリなのが残念でした。
今回まだ産まれてない妹が成人になって出た事で、監督は次回作も作りたいでしょうね(笑)確かにこの後始まる、大戦争はぜひ観たいので、次回作に期待しております。