デューンの世界に圧倒された。スケールの壮大さもディテールの美しさもサウンドの強烈さも凄すぎて、ストーリー関係なく観ててちょいちょい涙が出た。
これを映画館で見れて幸せだなと思いつつ、これほどの映画体験はこのさき数年はないのかなと思うと寂しくもある…
世界観の迫真さは前作のままで、今作はストーリー的にも盛り上がり、アクションもあり、ドラマとしての人間味もあって、最高に贅沢な時間だった。
DUNEの世界観の魅力は、未来のSF世界だけどどこか古さやサイケ感(?)がある(カルト絡みの策謀や、スパイスによる宇宙航行というアイデアが凄い)ところ。そういった原作の魅力を映画Part1で緻密に映像化した土台の上に、Part2でエンタメ性、疾走感も乗ってくるからとてつもない体験になってる。
原作以上にチャニの心情にクローズアップしてる印象で、それがラストの締めにも繋がっていた。原作からのアレンジもよくできた映画だな〜と思う。