2作目にして、物語が結構動いた気がする
ポールの成長とそれに伴う羨望と疑心がたっぷり。
宇宙の覇権も動き出していて、私が思っていたストーリーよりも広大なのかもしれない。
やっぱり砂を味方につけて闘う彼らには鳥肌が立つ
しかも、出てくるキャラクター全員が魅力的で狂ってて、カッコよくてもうみんな好き。
断片的な予言は見せてくれていたのに、その全体は教えてくれなくて。
なんだか進撃の巨人の描き方みたいだなぁって思ってた。ポールが主人公なんだけれど、だんだんこちら側とポールの間に溝が生まれてる感じ。
選ばれたものとそれを取り囲む環境と、叶えないといけない未来、役割。
なんだかちょっとソワソワするような、ポールの成長を喜べない感じがあって、また上手く次に繋げたな。
崇拝は強力で、とてつもない求心力にもなるし視野が狭くなる。始まりは純粋なものだったかもしれないけれど母数が増えて膨らみきったら端まで目は届かないよね。
砂虫に乗っての戦場入りは流石に最高でした。
