サラミ山カルパス

デューン 砂の惑星PART2のサラミ山カルパスのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.5
ANOTHER MASTERPIECE

フェイド=ラウサァァァァァァ!!!!!!ウォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!

いやもうフェイド=ラウサのためのPART2だろコレ。フェイドを拝めただけで観てよかったと思えるしフェイドのためだけにでももう一度観たいと思えるレベルでフェイド初登場の闘技場シーンにバチクソ上がったわ。誇張ではなく映画史に残るわあれは。

モノクロ演出も蠢く観衆もヌチャヌチャ花火もEテレの幼児向け歯磨き番組に出てきそうなバイ菌みたいなキモい援軍もフェンリングの合流も全てが異様で最高の空間だったな。オースティン・バトラーが着想を得たというヒースジョーカーに肉薄するくらいフェイドは魅力的なキャラクターだと思うんだよな。もっと観ていたかった。

そんでもってラッバーン畜生なんだけど男爵を満足させられる成果が出せなくて焦る姿が可哀想でちょっと可愛かったし、風呂に浸かっては浮遊移動するだけの肥満男爵は相変わらずツボだし、やっぱハルコンネン家好きだわ。シリーズ最終作として正式に製作が決定した第3作の唯一の不安はハルコンネン家を超える魅力的な大領家が出てくるのかというところ。まあ期待しかしてませんけどね!皇帝ヴィルヌーヴ!!ハッ!!!

いやもちろん言うまでもなくクライマックスの戦争は凄かったデスヨ。サンドワームにキェェェェェェ!!!!!!ってなりましたよ。まあでも皆さんこのPART2を語る時に「前作は微妙だったけど…」みたいな枕詞使いすぎじゃねえ?個人的には前作を初めて観た時の衝撃が凄すぎたからそんなにPART2の前座みたいに言われると悲しいよお…ふぇぇ…ェェイド=ラウサァァァァァァ!!!!!!ウォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!

いずれにせよ皇帝ヴィルヌーヴがリサーン・アル=ガイブになるまであと1歩…

まあ色々書きましたが結局何が言いたいかというと、



ハンス・ジマーは既にクウィサッツ・ハデラックだということです。(クウィサッツ・ハデラックって何?)



※ちな前作と同じくIMAXレーザーGTにグランドクラスというデスゲームを見物する富裕層みたいな席で鑑賞しました。(ちなリバイバル上映で前作の復習をした時は前方のプレミアムクラスで観たけど近すぎて首が死にました)規制退場でグランドクラスの大領家の面々から退場っつってんのに通常シートの貧民が先帰ってんじゃねえぞ!(主食はファミマのエコ割です)
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