遅ればせながら劇場鑑賞。
まず圧倒されるのが広大で美しい砂漠の世界。前作もそうであったが、良質な映像体験は間違いなく味わえる。そして音響もこれまたGOOD。前作が「静」なら今作は「動」で、数々の戦闘シーンや迫力ある映像とともに、その世界観へ一気に引きずり込む演出は最大の魅力。
ストーリーに関してはある種スター・ウォーズを彷彿とさせる箇所も。原作は読んだことないが、まさに欧米のSF超大作ストーリーといった感じ。
主人公を演じているティモシー・シャラメと、出演時間が大幅に増えたゼンデイヤの役を超えたぶつかり合いもまた魅力的。連綿と続く大国の関係に支配されながらもそこから脱却あるいは独立していこうとする様はまるで主人公そのもの。続編にも期待。
