がーひーさんの映画レビュー・感想・評価

がーひー

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スパイキッズ(2001年製作の映画)

3.5

フォー・ルームスのロドリゲス作品の様に、一家の子どもたちが活躍する物語。
起承転結はっきりとしていて短尺なので家族で楽しめるキッズムービー。まるで子どもが考えたようなガジェットが多く登場しコミカルさた
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

あっという間の鑑賞。
ジャズはこんなにもスパルタなのだろうか、とこの世界に明るくないが、普通にエンタメものとして楽しめた。
「唐突」が節目節目で顔を出し、翻弄される主人公に気が休まらない。

キンダガートン・コップ(1990年製作の映画)

3.7

ある家族を追うシュワちゃんが、潜入したのはなんと幼稚園、というストーリー。
シンプルな犯罪捜査ものプロットの中に、幼稚園の先生となる強面シュワちゃんのドタバタ劇を組み込んだコメディ。
物語も面白かった
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.6

アメリカン・ニューシネマの代表作、ということでそちら方面にあまり知見ないものの鑑賞。
まさに夜、影を生きてきたような2人の男の友情とも愛情とも呼べるストーリー。
どちらも自分の「夢」を抱いて体当たり的
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救命士(1999年製作の映画)

3.9

目以外痩せこけた様相の救命士の一人称ストーリー。『タクシードライバー』と重なる場面も多く、心身疲れ切っているときに見るからこそ味が染みる作品かと。
救命士なのにここ最近人を救えていない負い目、患者が切
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.5

レザボア・ドッグスのリマスター版観たついでに連続鑑賞。
内容自体は、これまでの彼の軌跡を俳優やスタッフによる語りで辿る、というもの。
「目から鱗」という程ではないものの、『レザボア・ドッグス』から『ヘ
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.6

映画観で観れるという興奮と幸せ。
公開当時産まれてすらいない自分が、時を経て様々な世代の人たちと同じ空間で鑑賞していることが何だか不思議に感じてしまった。
勿論ストーリーや展開は知るところであるが、結
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

屈強な老体は何とも画面映えするということが再認識できる作品。

ストーリーは至ってシンプルで、独りの老人がナチス相手にドンパチする話。
様々な作品で様々なパターンでコテンパンにされているナチ一行だが、
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プロフェシー(2002年製作の映画)

3.5

何かで観たペアと思ったら『真実の行方』のタッグ。リチャード・ギア✕ローラ・リニーといういかにも何かが起きそうな雰囲気が充満している。

案の定、幸せな日常を「何か」が襲うが、それが何なのかストーリーを
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

2.7

エイリアンと人間の交配種が物語の核という点で、ナタリ作品の『スプライス』に設定は近いが、B級でよりエンタメに偏った作品。

内容という内容はないが、意外と俳優陣が豪華。

地球爆破作戦(1970年製作の映画)

4.0

隠れた名作と名高いSF作品。
冷戦下、超高性能AIコロッサスを開発した米国だが、同時期に敵国ロシアもガーディアンなるAIを立ち上げる。やがてすぐに、そのスーパーコンピュータ同士が自我を持ち出し、自国民
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がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

2.3

アニメで一通り観た『がっこうぐらし!』
100分程度に凝縮せざるを得ないとはいえ、実写クオリティは脚本、演出あらゆる面で残念。

太郎丸は登場せず、みーくん合流もふわっとしている、ゆきやめぐねえなどの
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

現代版『ステップフォード・ワイフ』と形容できるなーと感じた本作。
所謂マッチョ社会のビクトリーという町に住む仲睦まじい夫婦たち。夫らは高級車で揃って会社へ出勤し、妻らは家事・育児に勤しむ日々。いつかの
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.7

近未来のボクシングはロボット代理ゲームに進化していた、と普通に有り得そうな世界観。
それでも本作の見所は、家族愛や人生観の成長など人間ドラマにある。
過去捨てた我が子と10年振りに再開し生活することと
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リミットレス(2011年製作の映画)

3.1

普段使われることのない脳機能に強制的にはたらきかけ、超人的な知力を得ることができるドラッグを軸とする物語。

面白そうな近代設定に興味をそそられて鑑賞したが、個人的にはその設定が、劇中ドラッグの如く大
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

3.8

離婚して親権を失った父親が、愛するこどもたちに会うため、家政婦となり舞い戻る物語。

『クレイマー、クレイマー』のような親権を背景に家族愛を浮き立たせる物語でありつつ、『トッツィー』のようなトップ俳優
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.1

委託業務としてのリストラ宣告人を務める男が、アメリカ中を飛行機で飛び回りその上でマイルを貯めることを至上主義としている、という本当に実在してそうな主人公。

人生に重たいバックパックは必要なし、が彼の
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.7

ジム・キャリー主演のホラー・コメディ。
サイコなケーブル・ガイと、彼に振り回される男を軸にストーリーが進行する。
久しぶりにジム・キャリー観たいなと思い、前々から気になってた本作をふらっと鑑賞。

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

やっとのやっとで鑑賞。
完全に流れに出遅れたが、劇場で鑑賞して損はさせないのがミッションインポッシブルシリーズ。

最新作も走りに走るイーサン。還暦とは思えないトム・クルーズのカッコよさは、男なら誰で
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ハイテンション(2003年製作の映画)

3.4

フランス産の著名なスプラッターホラー作品。
とにかくゴア描写が目を引く。
生々しさももちろんあるが、序盤の大胆でイカれた人間破壊に目を惹かれた。

ストーリーは目新しい感じはなかったが一工夫あり。登場
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ジョニー・イングリッシュ(2003年製作の映画)

3.3

007シリーズがイカしたスパイ映画ならば、本作は対極にあると言っていいスパイ映画。何をやるにも後手で、ドジで、余計なことをやらかすエージェントのジョニー・イングリッシュが主人公。

流石ローワン・アト
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

黒人&白人警官のコンビがKKKにおとり捜査として潜入し、内部を暴いていく物語。
とてもユーモアたっぷりで、潜入捜査のためとはいえ黒人警官のロンが、有色人種を詰る姿などがはつらつと描かれており、これまで
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.1

絶賛公開中の新作に向けて…
前2作レビューなしなので振り返りのため、まずはローグ・ネイションから!
思い出すのは楽器が隠し銃になっていたやつ。毎回ガジェットがどこかしら工夫あってワクワクさせてくれるの
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ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

3.8

久しぶりの映画鑑賞。
何かサクッと見れるものがいいなーと、ネトフリで適当に探索。
結果、スリル満点で楽しめる作品だった。

荒野をドライブするごく普通の夫婦の日常が、車の故障により一変していくストーリ
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.4

本作公開の頃ちょうど高校生真っ只中。
30手前に見ると、何か無性に学生時代へと戻りたくなりセンチメンタルな気分へと陥ってしまった笑。

勿論、目まぐるしく悩める現代を生きる中年向けへの作品だと思うが、
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

本家は初鑑賞。
淫靡で不気味な孤島のおかしさが、主人公の目線で体験できる映画。
自分だけアウェーな環境におかれる居づらさほどあんまり味わいたくない性格なので、本作はピンポイントに楽しめた。

主人公は
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

4.0

ニコラス・ケイジが本人役で登場!

あんましこの手の映画って見たことがなく(『マルコヴィッチの穴』くらい)、どういうテイストなんだろうと興味本位で鑑賞。

結論からいうとニコラス・ケイジ好きのための映
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

久しぶりの劇場鑑賞。
前情報なしがオススメとのことだったので、今回のオスカーに期待大で臨んだ。

とにかく色々と圧倒される作品。思考が追いつかなくなる程の世界観と映像に目が眩む。「一体、彼女・彼らは何
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キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

2.9

シンプルな感想は、「長かったー!」
「精神病院の闇」というまあありがちなプロットだけど、序盤はワクワクさせる展開が続いていた。
突如現れるミア・ゴスはまさに謎の塊!
さあこれからどうなるのかーと思って
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ディセント(2005年製作の映画)

3.1

見たことあったようななかったような。
サバイバルホラーの設定はありがちだが、メンバーが女子だけっていうのが特徴。
なのである意味、追い込まれてからの覚醒は男より怖いかも…

キック・アス(2010年製作の映画)

3.9

今更ながらの鑑賞タイム。
約10年前の当時から、パケ、番宣含め当然の如く「おバカムービー」だと思っていたが、案の定キテレツでぶっ飛んた展開が魅力的な作品だった。
一方、家族で楽しめるヒーロームービーと
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.8

画面を所狭しと暴れまくる人間の狂気が、おびただしいほどの欲望と鮮血で染められた一作。

前評判とおり、一様にゴアシーンが目を引く。それでいて目を背けられない衝撃も併せ持っているのが魅力。
電車や病院内
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.0

まさに復讐劇のアンソロジー。
映画や小説などを楽しむとき、個人的によくポイントにする「復讐」というテーマが、存分に盛り込まれたブラコメ作品。

「6つの掌編小説合せ技」といったテイストで、それぞれ共通
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

2.2

今更ながら鑑賞。
ドラマで起こった「交換殺人ゲーム」が事前に防がられていたら、という世界線で描くストーリー。またドラマ内の真犯人は自明の訳で、劇場版製作にあたって、パラレルワールドテイストに仕上げたの
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