カッコーの巣の上でのTakahiroのネタバレレビュー・内容・結末

ずっと気になってた映画が奇跡的に図書館にあったから借りてきた！

結論、めっちゃ難しかった。これは1発じゃわからん。先にネタバレ知ってから観ても全然楽しめるレベル。

精神疾患がある患者に接する時、どうしても「正しさを主張するだけ」になってしまうのは今も昔も変わらないのかもしれない。あの女性看護師長が当時のアメリカの社会体制を投影してたとは、さすがに解説読むまで理解できなかったけど。

マクマーフィーは「正しくない」から最後ああなってしまったのかと思うと胸が苦しい。何が病理で、何が病理的ではないのだろう。その人のアイデンティティも一つ間違えれば「病理」として扱われる精神科だからこそ、これから心理職にかかわる身としてすごく考えさせられた。