RIO

カッコーの巣の上でのRIOのネタバレレビュー・内容・結末

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

「One Flew Over the Cuckoo’s Nest」

病棟のルールを守って生きている患者達
抑圧されている事だと分かっているけど
従うことを選択する日々
自由を求める心は病気だとか危険な思想だと判断される

彼らの上を空高く舞う自由に飛ぶ鳥のように
皆の心を解き放っていくマクマーフィー

決まった時間に寝起きして何だか分からない渡された薬を飲み
統制された、つまらない毎日に
やりたい放題のマクマーフィーは耐えられる筈もない
それは果たして生きていると言えるんだろうか
誰とも話す事もなくモップで床を磨いているチーフが
マクマーフィーにガムをもらって「ありがとう」と言った時は
「本当は聞こえるのかよ!」と一緒に嬉しかった


廃人のようにされたマクマーフィーを抱くチーフ

やはりインディアン・スピリット
人間の尊厳、生命の息吹、大きな魂
マクマーフィーの
繋がれてしまった足を自由にして
大空へ戻したんだな…涙

もっと感動しているけれど
あまり上手く表現できない
マクマーフィーの自由な心が良かった

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の
クリストファー・ロイドの目が血走ってます!
ジャック・ニコルソンとタークルの
スキャットマン・クローザースは5年後
「シャイニング」キューブリックで共演してる
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