yukacafe

ゴヤの名画と優しい泥棒のyukacafeのレビュー・感想・評価

ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)
3.8
リモートワークをきっかけに都心から離れて以降、小さな良作に出会えるチャンスが極端に減ってしまった。こういう雰囲気を味わえるのも映画を観る楽しみの一つだった、と思い出させてもらえる作品。

イギリス映画は意外にも労働者階級を描いている作品が多いイメージがあり、そのどれもが良作だ。長年連れ添った夫婦ならではのウィットに富んだ会話が面白く、劇場内でも何度も笑いが起きていた。

ジム・ブロードベントの作品は観たことがないと思いこんでいたが、古くは「ブロードウェイと銃弾」、「ブリジット・ジョーンズの日記」や「ムーラン・ルージュ」、最近では「ブルックリン」にも出ていたオスカー俳優だと知ってびっくり。

こんな風に過去の作品と繋げられるのも、映画を観続ける醍醐味の一つだ。
yukacafe

yukacafe