ゴヤの名画と優しい泥棒の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴヤの名画と優しい泥棒」に投稿された感想・評価

イギリスで実際にあった絵画盗難事件の話です。その動機がBBCの受信料の肩代わりのためという嘘かホントかわからないものでしたが、
犯人のシニカルさやウィットに富んだ振る舞いに魅了されてしまいました。
奥さん役のヘレン・ミレンさんも素敵でした。
博物館の警備はガバガバでしたね…
yuuuumi

yuuuumiの感想・評価

3.8
実話が基になった作品。
1961年、イギリスの貴重なコレクションを揃えるナショナル・ギャラリーからゴヤの名画が盗まれた事件の隠された真相を描く。

イギリスのBBCテレビ受信許可料の支払いを拒否した主人公ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は刑務所に入れられるが、その妻を演じるドロシー(ヘレン・ミレン)は、夫や息子を静かに見守る存在と対照的に描かれている。

物語と並行して描かれる美しい街並みや、衣装や小物もオシャレで楽しめた。

犯罪のはずの行動なのに、なぜかホッコリと感じ、家族との良い関係性が描かれているところが素敵だ。
この作品の裏側では『ウェストサイド・ストーリー』が上映されている時代背景も描かれていて、この作品のテーマにもなっているTVという娯楽が人を楽しませるという内容とも繋がりがあったりと、日本のNHKも無料になれば良いのになと感じたりもした。

この監督ならではの家族の在り方や、温かさを描いた優しい作品でした。
ぱんで

ぱんでの感想・評価

3.0
後半おもしろかった
映像の編集がオシャレだった
裁判のシーンはテンポが良くて思わずニヤニヤしてしまった
めちゃくちゃ変な近所のおじさんの話をよく聞いてみたら、その心の内は悲しみと愛と優しさがぎっしり詰まっていたよ!って話。
とんでもなく純粋なおじさんにちょっと泣かされたし、妻役のヘレン・ミレンのいい演技が効きまくっていたのでものすごい満足感のある作品だったな。
イギリス映画にヘレン・ミレン出てるとほぼハズレない感じがするな〜
toroneko

toronekoの感想・評価

4.0
これが本当に実話なのか!?と疑うほど。素晴らしい作品だった。まさかの涙が出た。まだまだ戦後の高度成長期だからこその内容とも取れるけど、今の時代でもこんなカタチの"優しさ"があっていい。みんながみんなを想っているから起きるほんの少しのズレが大事件になって、それさえも、また互いを思い遣る心が集まってこの結末になる。ブラボー!!これが人間社会そのもの。法やルールやモラルもこれを超える愛と信頼が本当の意味で世界を、人々の心を変えてくれる。今の時代こそ沢山の人に是非見てほしい。どんなに幼稚で拙くとも言葉で、ちゃんと向き合って話すことで想いは伝わる。察しろなんて烏滸がましい。伝える。伝える。あらゆる言葉を駆使して伝わるまで伝える。
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反骨精神旺盛でクセの強い老人ケンプトンは、しっかり者の妻ドロシーに支えられ、プータローだが心優しい息子ジャッキーに慕われて暮らしているが、家族には娘を事故で亡くした悲しい過去がある。そんな家族のドラマを背景に、ケンプトンは政府に対し、高価な美術品を買うより「貧困や社会的弱者への対応を」との主張を展開していく。
ケンプトンが何とも痛快なジーサンで、“ロビンフッド的行動”にワクワクし、ブラックユーモアの毒に魅了され、人情噺を見ているかのようだ。貧困と家族を描いたイギリス映画といえばケン・ローチを思い浮かべるが、彼の救いのないリアリズムとは対極の、ウィットに富んだ軽妙な世界に浸って心地よい時間が過ぎていく。
しかし、ホッコリするヒューマンドラマには違いないのだが、実話ベースのシリアスなメッセージという面から見るとどうしても無理がある。泥棒劇も裁判劇もデフォルメしすぎ、茶化しすぎで浮いてしまって、途中から少し苛立たしさを覚えた。ブラックユーモアの毒は理解するのだが、笑いに走り過ぎているように思えた。
とはいえ老境を生きる夫婦愛にはしみじみとしたものがあるし、ヘレン・ミレンの慈愛に溢れた演技が惹きつける。夫への愛情と苛立ち、亡き娘への思い、老いて知る哀惜がその表情に滲んでいた。味わい深い良作には違いない。
※映画のあらすじはブログ『偏愛的映画案内』をご覧ください。
彼はとてもいい隣人です、違います?

"公共の利益"。受信料聖戦(TV Crusade)の火蓋が今切って落とされる!最っ高にチャーミングなジム・ブロードベントと、こちらもまた彼女らしいヘレン・ミレン。悲しみを背負った夫婦再生の物語でもある。主人公は人として真っ直ぐすぎて自分の意見をまげられず、世の中の不平に楯突かずにはいられない夢追い人で、仕事の傍ら戯曲を書いている。
なんて見事なドラメディ。必要以上に感傷的になることなく風通しよく心温まる。『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の遺作。小洒落ていて英国的な空気の中に、見る人の頬が自然とほころぶような仕掛けが満載。小粋でテンポ良くも人として大切なものを忘れることなく、ぬくもりを感じる。適材適所とでもいうか、本当にこの監督が撮るべきピッタリの題材だった気がした。最後の最後まで感謝しかない。
ヘレン・ミレンって改めてすごいなと思わされた。
最初まじで気づけなかった。
良かった
名俳優のジムとヘレン
好きなマシューグードまで出ていて内容は優しい映画。

法治国家は法令遵守があたりまえなんですがその法が時代や環境に合ってないことは当たり前に色々あって
権力者達は柔軟に対応していかなきゃいけないんだけど
1部の力を持った人には困っていなかたりすると法はなかなか変わらなくて庶民は苦しさや不便さを強いられたりする
社会的弱者が法を無視して社会問題に行動で訴えたら大衆はどううごくのか

これが実話なのがいい
自分の正義を貫いた人は苦労するけど
こういう逆転ホームランもたまにあるよね
学生時代バイトしてたスーパーで
お肉と鰻が中身だけ抜かれて
空っぽのトレーが置かれてました。
盗まれた怒りより
あんなベチョベチョの品
まさかポケットに⁉️
盗んだ罪が○○だけをみて
思い出しました。

時代背景やテレビ放送受信のこと
緩めの裁判などが
よく理解してないまま鑑賞したのが
アカンかったのか、ちょっと
スッキリしない鑑賞後にf(^_^;

主役の泥棒じいちゃん
変わり者なのか?正義なのか?
でも
仕事クビになっても
自分に嘘をつかずに主張出来る人は
凄いと思います。

確かに優しい泥棒でした😀
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