クリスマス前の金曜日、ロンドンにある人気レストランの一夜を描く。
プライベートのことで色々精神やられているオーナーシェフには同情するところはあるとしても、あまりにも杜撰で心ここに在らずな言動は目も当てられない。
そのせいで一気に問題が噴出してしまう様は自業自得。
そんなストーリーを90分間ワンショット構成で描いていて、オーナーシェフを中心に、店内をカメラが動いていく流れは、とても臨場感があって画面に惹き込まれます。
撮って出し、編集なしと聞くと、どれだけ綿密にリハをやったのか、その辺りがとても気になりますね。
企画構成の勝利、まさにそんな感じの作品。