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ウーマン・トーキング 私たちの選択のnemooomのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

試写会にて

まだ感情に言葉がついてこないので
ポロポロとメモ

あからさまなレイプシーンがないのと
男たちの姿はチラホラ程度で
抽象的なので無駄に心を掻き乱されない

事件からトークまでが
あっという間で
最初は追いつかなかったが
本題はこっちなの!と
席に着かされる印象

全体的に言葉のひとつひとつが
詩的で美しい
宗教観は抜きにしても
女性たちのやり取りにひきこまれた

学びのほか
あらゆる権利を奪われてきたこと
奪われてきたことにも気づかないような
環境にあること

これは少なからず今現在も
自らの身近にこっそりと
当たり前のように残っていることもある

正解のない選択は怖い

でも選択するという行動を
知らないということは
もっと怖い

こどもたちに安全な環境で
生きて欲しい

その願いは宗教や国を問わない

残る人も
『赦し』ても『許し』てはいない
自らの信仰心を貫く決断なのだ

残っても闘っても去っても苦難はある
でも声をあげる事を始めようって
気持ちになる

大切な人と今すぐ会って
話したいと思わせる作品
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