ほぼ会話劇、だからこそ想像力が掻き立てられ、より衝撃が伝わったと思う
オープニングから怖くて、異常なシーンに淡々と語られる事実、彼女たちの怒りがこもった叫びとも言える意見に胸が痛かった…
とどめを指すように、これが大昔ではないと分かり戦慄した
現代なら当たり前の様に、尊重され、愛され、大切にされていると思っていたけど、2000年代でも尚家畜や奴隷の様に扱われている女性もいた事を知って驚いた…
女だから教育を受けさせてもらえず、信仰が厚く信じるものは神のみのそんな状況が彼女たちに疑問を持たせなかったのかと思うと悲しい
全ての男性が悪いというわけではない
もちろん心の優しい人や、まだ何も知らず無垢な男性もいる事を彼女達も理解していたけど、一方的に知らぬ間に、欲望を満たすためだけに利用されていたと突然わかる恐怖は計り知れない…
ただ、何にも怯えず安心して暮らしたいだけなのに
会話の中からこの異常な状況が少しずつわかり、彼女達がどれ程傷ついて、どう理解し、どのような決断を下すのか…
繊細に語られるストーリーももちろん凄いけど、話し合いの中から少しずつ変わっていく彼女達の心の変化が読み取れる演技が素晴らしかった👏🏻
オーガストには幸せになってほしいな〜！
