kugeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ミュージックボックス(1989年製作の映画)

4.3

新文芸坐さんありがとう。

突然40年前の戦争犯罪で起訴された父親の嫌疑を晴らそうと弁護士の娘が奮闘する話。

テンポ○ストーリー○法廷シーン◎

緊張、緩和、からの。
どこで終わらせるかで迷わなかっ
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

1.0

勇気を振り絞って、
2本目のリンチ。

???????????


惨敗。

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.3

あっという間だった。
興味深い世界。
白人の登場シーン1%。

見やすく撮られた複雑な話。

"Keep the (goddamn) baby out of the street!"
根は変わらない。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.8

崖!ニトロ!吊り橋!
これぞ危険の直球勝負。

フランス人の方のトラックの造形が素晴らしい。

小さなPC画面でこの迫力は凄いや。
劇場いたら心臓止まってたかも。

ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

4.5

海外行く前に観ちゃいけない映画No.1。殿堂入り。

二度と観たくない。

面会シーン、圧巻。
頭にこびりつく。
ラストで救われた。

決して"おすすめ"って意味ではないが、人には知らせたくなる映画。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.3

理解できるギリギリだった。
東ドイツとソ連の構造が複雑すぎて。

西側vs東側ってイメージしか無くて、西側に亡命する人たちに社会主義者は基本いないのかと思ってたけど、そんな単純じゃなかったわ。
社会主
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キッド(1921年製作の映画)

3.8

まだ観てなかったやつ。

観た中では最古。
100年前か。

最近、模範とすべきは結局チャップリンとかMr. ビーンなんじゃないかと思いつつある。

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.8

タバコ業界のロビイストが嫌煙家と世論を煙に巻くお話。

『女神の見えざる手』より人間らしさちょい増し。
死の商人もローンのために働いてる。
ArgumentとNegotiation。

今は昔トランプ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

自分でも謎なチョイス。



なんでもない空港の光景が眩しかった。
ワクチン打った人からちゃんとマスク外していこうな。
マスカレードも一晩だから面白い。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.8

先日、原作本を読んだので。

映画化の出来は期待以上。
"the"のくだりは原作以上。
ケイト・ウィンスレットの主演女優賞にも頷ける。ラストの目よ。

珍しく邦題のが良い映画。

親世代がナチスをのさ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

郷愁がすんごい。生まれてもないのに。

超ゼイタク。
めっちゃ映画映画してた。

ディカプリオ、ブラピ、子役やら犬まで。最強でしたわ。
これがスターか。

ラスサビ、余裕で予想を超えてきた。
とにかく
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

序盤は笑えたんですけどね。乗れず。



芸術点の高い銃弾2発とあたたかいラストはとても好きだった。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

ようやっと。
こーゆー映画が作られてるうちはまだ、この世界も悪くないって思えるね。




ずっと前からハンカチ持ち歩いてるのに、差がつかなくなってしまったじゃないか。

クルーレス(1995年製作の映画)

3.8

超 cute.
きゃぷりきって感じ。

♪Supermodel/Jill Sobule

素敵な差し入れをスマートにできる人になりたい。

高校の時に観てれば今頃オシャレ男子だったかな。
「As if
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切腹(1962年製作の映画)

4.0

世の不条理と武士の魂。

仲代達矢の声と佇まい。

のらくろのお陰で竹光を知ってた自分を褒めたい。

「実戦の経験を経ぬ剣とは、所詮は畳の上の睡蓮。」

「待たれい!」

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.3

さわりだけのつもりが見終わってしまい、久々の映画二本立てに。
情緒不安定になるわ。

オープニングからしかと掴まれた。
確かにパニックまでが素晴らしい。

これが人間。
お前はこん中のどいつだ?って試
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.8

寒くなりそうなので。
あと、半年前に原作読んだので。
読んでから観た方がいいやつ。たぶん。

高倉健と広末涼子の再現度は200%。

志村けん、この作品ぶりに『キネマの神様』出る予定だったのか。
観た
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

シャーリーズ・セロンの格好よさは十二分に。

それなりに痛々しい絵面とアクションのはずがネオンと音楽でカモフラージュされてたわ。見事。

名前が軒並み日本人に馴染み薄すぎて分かりにくくなってるな。
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用心棒(1961年製作の映画)

4.5

黒澤映画観ると必ずLv.が1上がる。

そこそこ席も埋まった劇場で、マスク越しだけど周りの笑い声も聞こえる環境。
このご時世でもやっぱり素晴らしいわ。

なんだかんだ、個の力。

字幕が欲しくなるのは
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

4.3

迷った末にリメイク版から。

サイコ系と思わせておいての。

深層心理テーマも好き、3人のヴィジュアルも好き、クロウ監督の爽快演出も好き。

他の映画でもそうだけど
トム・クルーズ、イケイケ状態から堕
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.8

映画初め。ナイスチョイス。
やる気がみなぎった。

あの状況であの選択ができるかね。
リターン無しで自分のために。

油断してたら親父さんに持ってかれたわ。

分からない言葉を検索してるフェーズだなん
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.0

2020映画納め。
生きてるだけで偉いよみんな。

しっとり。期待通り。スコア以上に良かった。ホントに。

今をときめくシアーシャ・ローナン、流石です。
2020年の良セリフ第一位は間違いなく彼女の"
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

初アップリンク吉祥寺
映画館で観る選択をした自分を誉めたい。

このテンポ×エンタメ性×分かりやすさ。
そら人気出るしオスカー獲るわ。

エグめの韓国映画いくつか観てて良かった。心の余裕。

最後の最
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

元からスマホに"Take On Me"が入ってた時点で勝ち。

兄ちゃん最高だったな。


いつか観た『君が生きた証』の"Asshole"を無性に聞きたくなった。理由は分からん。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

映画館で観るの初。シネマシティさんありがとうございます。
やっぱり完璧でした。
伏線そのものが全部面白いんだもん。ただ張り巡らされてるだけじゃなくて。

''Johnny B. Goode'' 演奏シ
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

3.8

初フリッツ・ラング監督

1943年制作の映画を観られてるだけで有難い。

メッセージ性が強め。
国民全員レジスタンスだ!というね。
これもプロパガンダというやつですか。

内容、『生きるべきか死ぬべ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

秋刀魚は一尾も出てきませんでした。

2度目の小津さん。遺作。
『東京物語』観た時は違和感しかなかったけど若干慣れたみたい。

こんな若造にまで「娘が嫁に行っちゃった晩の父親の寂しさ」が伝わってきた。
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.5

こんだけ明るく作ってコレ。




クリスには謝りたい。全く期待してなかった。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト級。

日本って国がまだ存在してることが凄いわ。


小中高の日本史・世界史で「ポツダム宣言を受諾して太平洋戦争が終わりました。」だけで片付けちゃだめだろこれ。
すべてが恥ずかしい。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

3回くらい諦めようかと思ったわ。
見続けてたぶんよかった。

足りないものばかり。

結局宮本のこと直視できてない気がする。周りばっか気になっちゃった。

何事も力のある馬鹿が一番怖い。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.0

初デヴィッド・リンチ。
イカれた世界のロードムービー。
意外と合った。

火の使い方上手すぎるわ。

ベッド上での地団駄からのダンスフロアのフットワーク。

ローラ・ダーンほんと変わらず素敵。

『フ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

感動のラストシーンで感動できない映画No.1

"主人公" と同じ順序で観れるからメメントより復習はしやすいような。


ノーランだから許される超ハイテンポ。
最初から最後までサビ。ひと息入れさせてく
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

新しい世界を開拓。
ここまで嫌な奴が出てこない映画久しぶり。

ヴァイオレットに関しては充分だったけど他の予習が足りなかったわ。申し訳ねえ。。。

アニメ自体と親しくない人間に
慣れないアニメ声×シネ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

いきなり物騒なTENET特別映像が始まったもんだから観る映画間違えたかと思った。

今になってインターステラー、映画館、しかも初見っていう最高の贅沢。

めちゃくちゃ相対性理論に詳しい理系大学院生と見
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