美京さんの映画レビュー・感想・評価

美京

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悪人伝(2018年製作の映画)

4.2

なんだろうこのパワーは…
突出したメイン3人の「悪人」のバランスが完璧だった作品ですね。
マブリーに活躍のバランスが傾くのかと思いきや、型破りな荒っぽい刑事と最凶のシリアルキラーが素晴らしい仕事をして
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透明人間(2019年製作の映画)

4.3

ものすごく怖かったと同時に、ものすごく楽しいエンタメ作品だなーと感心しました!
ダークユニバースが成功しなかった流れで低予算映画として制作された本作。
結果でいうと本当に不幸中の幸いとなったと思います
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.9

「『邦題に問題あり作品』に堂々仲間入り!」
というのが最初の感想でしょうか。

日本のカンバーバッチ人気にあやかるつもりでエジソンの名前を推したのでしょうが、内容はエジソンVSウェスティングハウスwi
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

だいぶ序盤からシュールに攻めてくるので、本当に人によってハマるハマらないがガッと分かれそう。
私はガッと好き寄りです。
終始ぐふぐふと汚い笑い方してました。

最初は、それ言っちゃうんかーいとか、皆ん
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.3

どんでん返し映画が乱立している今鑑賞すると、人によっては序盤で結末は気付いてしまうかも。
ある意味王道的な展開で、実は作りはとてもシンプル。
ただそれでも話の流れや尋問会話劇として非常に引き込まれる演
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

5.0

毒をもって毒を制す?
肉を切らせて骨を断つ? 
潔く容赦のない格好良い女性にひたすら酔い痴れる。
というか、ロビイ会社なるものが存在することを知らなかったので、そこから政治の世界を見ることが出来るのも
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まさしくサプライズな展開になるので、その辺りの意外性で好みが分かれそう。
私は大好物。
攻守が完全に逆転するスリラー作品はなかなか見られないので、驚きながら大爆笑しました。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

アメリカの闇の1つが浮き彫りに。
アメリカ先住民族の彼らが歴史上受けて来た仕打ちはもとい、未だにその苦しみがずっと続いているという現実が重くのしかかる。
今全米では黒人差別に対するデモが大規模になって
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

心を叩き潰される名作。
ひっそりとしたささやかで小さな幸せを容赦なく奪われる展開は見ていてひたすら辛い。
同性愛や障害を持つ子供への世間の冷たさに対し、唯一味方してくれたのが黒人の弁護士という所もまた
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.5

セロン姉さんは本当に美しい。
マッドマックスでのフュリオサが1番かっこ良いと思ってましたが、今回イケメン度上回りました。
冷戦時代スパイもの特有のわけわかんなくなる独特の複雑さと、音楽のノリが最高でし
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.8

レビューの評価はあまり高くないみたいですが、私としては自分では決して行けない領域を垣間見た気になれてとても楽しみました!
全ての能力と人生をチェスに全振りした天才の感覚も気持ちも分からなくて当然。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

記録
何を言ってもネタバレになるし、語るほど初見の人の楽しさが半減する。
何も前情報を仕入れず見るべし。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ楽しかったです。
まさか貞子と伽倻子のプロレス見れるとは(笑)
2人に挟まれて交互にギャーギャー騒がなきゃいけないヒロイン2人は演技力はともかくやっぱり可愛かった。
そして確実にMVPは安藤政
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

神父の虐待事件が教会全体の問題へと広がっていくのが分かるにつれ、鳥肌が止まらなくなった。
これが実際の出来事だと思うと本当に恐ろしい…
キリスト教とあまり近い生活をしていない日本人の自分がこれだけ心を
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.0

ここまでして綱渡りしたいんかい!
という気持ちで最後まで観ていたので、主人公の熱い語りや恋人の応援も
いやだからそこまでして渡りたい!?なにゆえ!?なんか良いこと言ってるげな雰囲気だしてるけども!!!
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毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年製作の映画)

3.5

主演2人が美しいのなんのって…
ニコール・キッドマンは言わずもがな、ロバート・ダウニーJrのキャスティングは絶対にあの瞳で決めたよねってくらい印象的。
どこかファンタジックで非現実感が全編漂っているの
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ラッキーナンバー7(2006年製作の映画)

4.0

なんだかんだで大好きな1本。
今まで見た中でルーシー・リューが1番可愛い映画かも。
アホっぽい演出もなんだか許せてしまうテンポの良さが気持ち良い。
実は大物揃いというのも嬉しい!









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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.7

実際に起きた遭難事件を描いている今作は、とにかくエベレストという山の恐ろしさを淡々と見せつけてくる。
実際の事件が元になっているためエンタメ性はほとんど無いが、「あ、そうだこれ本当にあったことなんだ…
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ヒットマン(2007年製作の映画)

3.6

元のゲームを知っているとニヤリとするシーンも多々あり。
ただゲームが基本的にサイレントアサシンを目的とするのに対し、映画のリュック・ベッソン的ド派手演出はまさに正反対。
演出を大作アクション系に寄せて
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.9

バカ映画だけど、ここまで徹底してバカやってくれるともう天晴れとしか言いようが無い。
そしてそんな振り切ったコメディー感でごまかしながらも、ハリウッド映画制作の裏側やハリウッド俳優の裏側などギリッギリの
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.6

前作アウトローのファンとしては、好き!でもそこじゃない!といった感じ。
終始女性と子供に振り回されるジャックリーチャーは、私が観たかったジャックリーチャーじゃない…としょんぼりしました。
良いのだけど
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

4.5

宇宙人が侵略してくる!というこれまで散々観てきたような設定は、少しでも匙加減が違えばただのコメディやギャグになりかねない所。
そこを天才スピルバーグが緊張感と恐怖をしっかり煽る最高のSFに仕上げている
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.0

原作は知らずに観て、自分の教養のなさにものすごく大変な思いをした。
アメリカ中心で教科書に載っているレベルの近代世界史をさらっと頭に入れておくととてもスムーズに入れるかな?
ただ世界感は非常に好みで、
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.0

どうしても映画化の先行となるMCUと比べてしまうので、圧倒的な力で他のヒーローとのパワーバランスを崩すキャラクターの扱いが気になる。
MCUではキャプテンマーベルの存在がそこにあたり、彼女の扱いが絶妙
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.7

マンオブスティールの嫌だった所だけ残った感じ。
というかユニバース化の1本目がマンオブスティールだったことがすでにキツかったのか。
暗い。重い。なのにダサい。
マーサって。いやマーサって…
ただバット
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.5

グラフィックノベルをそのまま映像で表現して魅せた、という印象の特殊な映画。
というかザックスナイダー作品はわりとこんな感じの質感でほぼ映画撮っているかな?
暗めの色彩とスローの多さが特徴で、好き嫌いは
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.9

1人7役を完璧に演じ分けたノオミ・ラパスに脱帽。
まずここが成り立たなければ話にならない映画なのに、そのハードルの高さたるや…
ちゃんとそれぞれ個性があって魅力的な7人姉妹を演じ切れているというだけで
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

ヘイリー・ベネットのエロさを堪能出来るだけでも最高の映画でした。
あとレベッカ・ファーガソンの美しさもたまりません。

記憶の棘(2004年製作の映画)

3.5

記録
この子役の男の子に全部持っていかれる。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

記録
冒頭では子供時代のトラウマをがっつり引きずっているビル達。
強制的にトラウマと向き合わされることでそれぞれが本当に抱える闇が見え隠れ。

何気にラストのペニーワイズのセリフが切ない。
ビルとジョ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.1

記録
公開当時どハマりしました。
なんといっても子役達1人1人の演技が本当に素晴らしい!
個人的にペニーワイズは話のアクセントで、メインは子供達の成長物語でした。
そのうちジョージーが登場するだけで泣
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.7

邦画のゴアを舐めてた自分の横っ面をぶん殴ってくれた快作。
オリジナル韓国版と中国リメイク版を観た上で鑑賞。
3作ともそれぞれ別方向で面白いけど、なんなら日本リメイク版が1番好みかもしれないくらい気に入
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.9

顔の皮膚がベリッベリに剥がれていったりお腹にデカめの穴が空いたり、今観るとなかなか衝撃的なシーンが多くてびっくり。
あんなヤバめのキャットファイトを繰り広げつつ最終的にいい感じなコンビになってる所はな
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