ドラマ未鑑賞だが素直に楽しめた。とはいえ傑作というわけでもなく普通の日常コメディ。
多分酒飲みながら自宅サブスクで観るのが正解なように思う。劇場じゃなくて、在宅「リモート」で。
色とりどりの化学反応を楽しむ映画。
予想以上に化学であり、ラブロマンスであり、ファンタジーでありつつ現実にも重ねられる多様性と恋愛の物語だった。
違和感映画。
ステイサム目当てに鑑賞したから満足は満足だけど、劇場あとにしてからもう内容が抜けてくる。
残るのは敵味方のガバガバリスクマネジメントをはじめとしたシナリオの粗さや、想像以上に明るい深>>続きを読む
【ワルは、高らかに笑う】
劇場で観てめっちゃ良かったけどマークを忘れてた一作。アマプラで見返して改めていいと思いつつマーク漏れに気付き急いでマーク。
「良いことをすると気持ちがいいよね」っていう普>>続きを読む
AIが敵となるSFは多いけど、これ程までにシナリオ的にも濃厚でアクションがしっかりした映画は他に無いのではないかと思う。
続編が前提なので総評はそれを見てからだとは思うが、単体としても非常に満足度が>>続きを読む
最早「少女」のものではないバービー。
予告からして内容はエンパワーメント色強い予感はしてたけど想像の三倍くらい色濃くてビックリした。あとはマーゴット・ロビーの美人ぶりをいじるジョークを始めブラックユ>>続きを読む
内容には触れない方がいいと思うし、また触れようにも難しいからなんとも言えない。
ただ言えるのは、今までの宮崎駿の作品から考えても今作はプロモーションから内容まで逸脱的で挑戦的だということ。
彼の年>>続きを読む
原作未読でも熱くなれる傑作アニメバスケ映画。
原作未読故に避けていたが、そのことを凄く後悔させられた。前情報はなしに行ったが、「一試合にフォーカスする」というシナリオに、これほどに色んな人物のバック>>続きを読む
「帰ってきた我らがインディアナ・ジョーンズ」
壮大な冒険譚でありながら、「フィクションだと分かってはいるが、もしかしたら人知れず遺跡の奥でこんな事があったのかも知れない」という絶妙なリアリティがイン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「怪物は、誰だ。」
最初の母親視点だと、これは体罰教師なのかもしれない。次の教師視点だと、文字通りモンスターである母親なのかもしれない。最後の子供たち視点からすると、自分達を受け入れてくれない社会の>>続きを読む
この作品を見る前にスパイダーバースを見たのは完全に失敗だった。親子関係の描き方の密度が違ったし、アクション描写のレベルもスパイダーバースの方が数段高かったように思う。
マイケル・キートンのバットマン>>続きを読む
「"スパイダーマン" の総決算、開幕」と言わんばかりの一作。
前作からスパイダーマンの「お約束」が作品の一部だったが、今作はこれがより中核に、超えるべき壁となる。
その壁の分厚さ、そしてそれにどう>>続きを読む
良かったけど、懐古厨的にはアニメを超えられなかった一作。
まずはキャスティングについて。アリエルについては、あれ程偉大なアニメが土台としてありながらこれほどまで堂々と、かつ圧倒的な歌唱力で演じきった>>続きを読む
「全ては、リングで語れ。」
良くも悪くも平均的なロッキー映画。これまでのクリードシリーズは、過去に生きるロッキーと、それを連れ出し今を生きるクリードの対比と絡みが見事な作品だったが、今作は完全にロッ>>続きを読む
「これでいいんだよ!これが欲しかったんだよ!」っていうマリオ映画。
ジョークも面白かったし、何も知らない人でも楽しめる。一方で、本家マリオは勿論、マリカーっぽい演出やらスマブラっぽい演出やらが散りば>>続きを読む
「移ろう『正義』に、不変の『真実』の鉄槌を。」
英単語の"Justice"は、「正義」、そして「司法」の2つの意味を含む。そして、度々当シリーズ内においては、「正義」という文字に「(シビュラ)システ>>続きを読む
元々期待してた映画だったが、期待通りに良かった。役者陣はたくさんいたが、みんなそれぞれいい演技をしていたと思う。
テーマとして、身近な故に忘れてしまう感覚を思い出させてくれる映画は大好きだし、脚本も>>続きを読む
前作よりもかなり好きになれた作品。ジェームズ・ガンがDCに来たからか、ギャグがかなり秀逸になった気がする。エンドロールは特に声上げて笑ってしまった。
前作はあくまで子供として、今回は大人になる過程と>>続きを読む
かなり新鮮でカオスなアクション映画。アクションのベースはカンフーだが、そこにマルチバースSFが入り込んでかなり壮大な様相を呈していた。
演技や映像、音楽もアクション映画として言うことなし。各俳優陣が>>続きを読む
シナリオは全体的に良かった。仮面ライダーの苦悩する姿だったり敵側の思想だったりが個人的にかなり好み。
とはいえ映像的にいいシーンと悪いシーンのギャップが激し過ぎた印象。冒頭のシーンとかは迫力あって良>>続きを読む
【ifとしての戦国最大の内助の功】
「尾張のうつけ」と呼ばれた信長がなぜ魔王を自称するまでに至る大名まで進化を遂げることができたのか。そのifとしての回答を濃姫の存在に求めた一作。
思えば、こ>>続きを読む
【Welcome to the fANTastic world.】
今までヒーローの中では小さな物語で活躍してきたアントマンが、量子という極小世界の中でスター・ウォーズ級の極壮大スペクタクルSFを>>続きを読む
【映画制作】という、狂気。
20世紀前半アメリカでの「古き良き」映画製作に携わる様々な人にスポットライトを当てた作品。
当時の映画製作現場の狂いぶりが派手にスクリーンを彩っていて観ていて飽きなかっ>>続きを読む
「人との関係に悩める全ての子供たちへ。」
【良かった点】
何よりもシナリオ・脚本が良かった。展開はやや読みやすかったが、伏線の張り方や回収の仕方は無理なく綺麗だった。メッセージ性についても、主人公と>>続きを読む
何と言ってもタイトルがそのままバッチリ映画の内容に沿っている。
シチュエーションは様々だが、いずれの状況にせよ、社会には護るべき人がいて、その中には、残念だが護りきれない人が出てくる。
だが、護れ>>続きを読む
前作は大好きな作品だけど、「続編になると途端に微妙になるのが多いんだよなぁ」という先入観で敬遠してた一作。結果、大変後悔。制作陣の皆さんに「すみませんでしたぁぁぁああ!!」と言いたくなる。
前作との>>続きを読む
小さい頃に両親と一緒にドラマを見ていた思い出補正込みでの評価となるのは否めない。しかし当時のキャストがそのまま出てきてくれたのはシンプルに良かったと思う。
音楽の使い所とかも当時のドラマのままって感>>続きを読む
最早「超実写」と言って差し支えないくらいの映像美。「いい映像だけではいい映画とは言えない」というのが個人的な信条だが、ここまでのものを見せられたらそれだけで作品としての評価を上げざるを得ない。そこまで>>続きを読む
割と評価低めだなぁと思うくらいには個人的には結構満足。
最近のディズニー映画としてはむしろ珍しく、しっかり子供向けとして意識して作られた映画だと思う。
他生物との共存や人体への簡単な理解に向けた教>>続きを読む
いい「ヒーロー映画」だった。
MCUが他の惑星とか神話の世界とか、最早人間の世界とは関係のないところで異次元の戦いをする中で、ブラックアダムは間違いなく「人間のための」ヒーローだった。その時点で私は>>続きを読む
MCU作品として相変わらずクオリティの高さだとは思う。
新生ブラックパンサーことシュリの成長と覚悟の過程も説得力があった。
ただみんな二言目にはティ・チャラの死を嘆いてて、後半は少しやりきれない気>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新海誠作品の圧倒的な映像美と音楽は健在。
その上で、今回は震災という重いテーマを扱っている。現実として今なおトラウマを抱える人が多いこのテーマを前にして、物語として、時にコメディを挟みつつ、人が震災>>続きを読む
理不尽な設定(世界)と、そこに如実に現れる様々な人の本性をうまく恐怖に落とし込んだ作品だと思う。
偶然に与えられた階層のアドバンテージ(≒才能・家柄etc...)、下の階層(≒社会的地位)の者への差>>続きを読む
今年見た中でもかなりいい映画。
水墨画という日本人には馴染みがあるようで、個人的にはこれまであまり関わることがなかったテーマも良かったし、作中に登場する様々な水墨画の作品には劇中ずっと目を惹かれてた>>続きを読む