ぼんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.0

朝鮮戦争を舞台にした恋愛あり友情あり家族ありの、座頭市以来のタップダンスコメディ。主人公が四千頭身の後藤にみえてきたところ、途中で怒濤の大転回から衝撃のラストに「そーゆー映画だったのか」と驚愕。

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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

漫画しか知らないと新設定多すぎて新鮮というか別物なんだけど、鳥山明が脚本ならそれが本物なんだろうなと思いつつ、犬のやつとか誰だっけとか、フリーザがコメディ色強くてなんだかなーと首かしげながらも、わりと>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.8

ジェイミー・リー・カーティス出演の正当なる続編。とにかく登場人物のうち男がみんなそろってクズばかりなのが特徴。ヒロイン以外オリジナルの記憶がほぼ消えていたせいか、大味のスプラッタエンターテイメントに感>>続きを読む

王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

3.8

しっかり作りこんだ大作ゾンビ歴史エンターテイメント。剣劇はかなり楽しめるし、映像は高品質。邦画には無理そうなスケール感あり。

ヒョンビンは好きだけどいまいち映画にアタリすくなく、悪くないけど格別よく
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

マレフィセントと比べると天と地の差、大人のダークヒーローもの。バットマンやタクシードライバーを知ってるとなお楽しめるけど、知らなくてもエロなしなのでなんとか子供にも観せられる絶妙な一作。ヒーローものか>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.9

ワニ映画の佳作。登場人物みんな頑丈でチートだけど、リアリティあってシラケるどころかむしろ爽快。家族でみられる健全なモンスターパニックで候。

プロディッジー(2019年製作の映画)

3.9

女性の手首を切りおとして愛でるのが好きな殺人鬼が死亡。その死と同時に生まれた美少年。生まれてすぐ話すような天才児であったが、少しずつおかしくなり、手がつけられなくなっていく。

怒濤ながらも手短に、し
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

4.1

コジマだよ!ときこえてきそうなパッケージだけど、味わい深い傑作サスペンスで殿堂入り。

連続殺人鬼の頭がえぐれてるところとか、アイロンで攻撃するとか、不謹慎ながらなんかこうグッとくる暴力描写は韓流なら
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

ひさしぶりの岩井俊二作品。そうなんかい!というサスペンスな展開もあるけど、圧倒的リアリティと絶妙なファンタジーの共存にしびれる。ネジのゆるい黒木華と小悪党な綾野剛が素敵。雰囲気ものかなと思ってながら見>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.9

本当は怖いアンデルセン童話を現代ミュージカル仕立てにしたオリジナリティの塊。人魚=歌が上手いからミュージカルとか普通やらない感じがスゴい。本筋は童話と近いけどオシャレが強く、退屈あり刺激ありのエログロ>>続きを読む

湿地(2006年製作の映画)

3.9

濃厚なアイスランド風土漂う本格サスペンス。短いのにやたら重く渋い。羊とやる写真雑誌を読んでいた被害者、羊頭を普通に注文してちぎって食べる刑事など、想定外に遭遇するマトン文化。風景や住居などハリウッドに>>続きを読む

凍える牙(2012年製作の映画)

3.8

怖い汚いキチガイの韓流サスペンスらしからぬシンプルな一作。柴咲コウ似のヒロインは美人なから表情が平坦で乗りきれず。

つまらなくはないという絶妙な内容でひまつぶしに最適のながら見ムービー。いわゆる韓流
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プンサンケ/豊山犬(2011年製作の映画)

3.9

運び屋と女性の朝鮮半島ラブノワール。キム・ギドク脚本のせいか妙な重量、質感あり、あいかわらずの主人公は無口。韓流見慣れてるけどキャストはほとんどニューカマー。犯罪都市の悪党のボス役を演じたユン・ゲサン>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

ホラー&サスペンスは1で終わり、タイムループSFコメディになって登場。水着スカイダイビング自殺や洗剤自殺は悪趣味だけど白眉。狂気はなくてとにかく陽気。期待はずれだけど飽きずに面白いで候。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

唯一無二のキャスティングと容赦ない芸能人いじりに支えられた首都圏あるあるコメディ。千葉&埼玉県民より群馬や栃木の扱いがひどい。

地雷臭を察知して回避していたけど思いのほか笑える&しっかり展開のある一
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

事前準備なしで映画館観賞したら想定外な展開でビックリ&笑。中盤からの転げ落ち感と緊張感が半端ない。犯罪行為に手を染めつつも被害者に感謝したり同情したりと絶妙にユルコワなソンガンホ率いる貧乏一家。ついつ>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.9

そのポラロイドカメラで撮影されたものは死ぬ。写真を燃やせば写った人は燃え、破れば真っ二つ。チートすぎる怪物と思わせてラストはすっきり。画面暗くてグロは控えめながら、手短で二転三転してくれる佳作で候。

ホール・イン・ザ・グラウンド(2019年製作の映画)

3.8

クライマックスは「その子はお前の子どもじゃない。別人だ」という老婆のパワーワード。画面暗すぎで何が起きてるかはよくわからないタイプ。ラストは不穏でなにかありげだけど、よくわからんかったで候。

パペット 大騒査線 追憶の紫影(2018年製作の映画)

4.0

パペットと人間が共存するニューヨークでパペット連続殺人事件が発生し、女刑事とパペット探偵の凸凹コンビが出動。それだけでもシュールで強烈なのに、パペット同士のエッチを露骨かつ変態的に描いたりすること多々>>続きを読む

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.9

2が家族ものなら3は恋愛もの。みたいな気がした。アクションのコメディ色強くてけっこう好き。初見はおお!と思ったけどオチがいま思えばひどい。アベンジャーズ的にあんな強いの引退できなくない?これからどーす>>続きを読む

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.8

久しぶりに見たら全然覚えてなくておどろき。ミッキーロークが一流科学者にみえないのがミソ。ドンチードルはおかわりなくみえるけどスカヨハとジュニアはかなり若い。アベンジャーズ世代交代もやむなしで候。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.9

かなり満足できる豪華キャストサスペンスでホテルドラマのなかに意外な展開あり。録画でCMなしでみたのでほとんど映画状態。キムタクってこんなんだったっけと感じつつ、渡部篤郎がアコムの延長上なのが少し物悲し>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.9

80年代アメリカの懐かしいハリウッド映画、スタンバイミーやグーニーズ、イットに連続殺人鬼サイコサスペンスが融合。そっち?!と地味怖かつ意外な展開にクリビツで候。

モンスター・フェスティバル(2018年製作の映画)

3.9

雑で強引な設定が最高にB級テイストのホラースプラッタ。スパイダーマンの親友が出演していてややリッチ感、なかなかのサドンデス感あり。

キャビンとかスクリーム、ゾンビランドを彷彿とさせつつ破天荒な滅茶苦
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.9

エピソード3が一番好きな者としてはヨーダやケノビ、ウィドウなどジェダイやシスが少ないせいか、今一つキャラが弱く感じられ。

そんな中であのお方だけが復活したり、やたら画面が暗く感じられたりとなんか今一
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

同じ一日を繰り返すサスペンスはもはやありきたりだけど、主人公が成長するサスペンスは大好物。展開も読みづらいし、何よりビッチの変化は見ていて心地よいで候。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

頭カラッポで楽しめるド派手なモンスターパニック。設定理解不足だけどモスラは切なく、そして世界の渡辺大炎上で候。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ピカチュウがかわいい感電作。ついつい爆睡してしまったけど子供は大満足で候。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.9

圧力機を使った監禁が新しく、手短ながら刺激的。主人公二人はアラサー以上の渋いおじさん。デンマーク舞台の苦み走った刑事サスペンスで候。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

なんか染みるサスペンス。ネイティブアメリカンがレイプ殺人の被害者になりがちというアメリカあるあるが怖い。燃えるような獣性と静寂に包まれた凍土の対比のごとく、アクションが唐突で秀逸で候。

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.9

手短でポップなホラーアクション。しっかり最後まで新事実登場でジェットコースターだけど、ヒロインはどこかでみた顔で主人公もカッコいいけどなんか地味顔で全体もパンチはやや足りず。ウィレムデフォーの顔はやっ>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

3.8

CUBEの監督がお届けするSF風ホラーサスペンス。同じ時間を繰り返すやつ。ラストシーンがCUBE風でハッピーエンドといえばハッピーエンドで候。

遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.9

名作ホラーの前夜譚。サービス精神旺盛でがっつりクリーチャーが出てくるのが嬉しい。毎度変形してるので飽きもこず。ユーモアほぼゼロ&キャスト地味なのが残念だけど、南極のロマンをぶっこわすSFホラーエンター>>続きを読む

ブレイド3(2004年製作の映画)

3.9

過去二作と比べてしまうとグロや勢いがないぶん物語や世界観の荒さや綻びが目立つ感じ。敵がなんか歯応えないしブレイドは少しおしゃべりでキャラ変してる感じ。やっぱりこのシリーズは無表情グロフェスティバルだと>>続きを読む

ブレイド2(2002年製作の映画)

4.0

いま観るとかなりリッチ感満載のギレルモデルトロのブレイド。ノーマンリーダスやロンパールマンなど豪華キャストでグログロな世界でダークヒーローが大活躍するで候。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

エルサのカッコよさが際立つファンタジー活劇。楽曲は記憶に残らなかったけど笑って泣けるエンターテイメント。前作観た人には後悔のない一作で候。