れんこんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

れんこん

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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.4

本日限定Youtubeで無料公開とのことだったので!
学生演劇みたいな雰囲気の映画だったな。歌がポップスっぽいからかな?ちゃんと「ゾンビ映画」をやっててほろりとくるところもあるけどなぜか怖くはないし、
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

ただただケイコという人物を追った作品という印象。「ケイコ」という人へのフォーカスが先にあって、「耳が聞こえない」ことはその先にあることのように感じた。

とても余白が多いのに不思議なほど理解しやすくて
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

冒頭からもう「わかる!!!」となってしまってがっしり掴まれた。「異性に恋をすること」が当たり前の人たちにとって、同じ感情でその矛先が違う同性愛以上にアセクシュアルやアロマンティックって理解しにくいのか>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

小さい頃に繰り返し観ていたはずなんだけど、こんなにホラーテイストな印象がまるでなかったのでびっくりした。「パニックムービーじゃん!」と思うのに作品側は「コメディだよ!」みたいなテンションでくるのが斬新>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.9

エノーラの魅力はそのままに、今回は周りの人たちの愛情も力に変えていて良かった!ストレスなく観られる映画だなあ。テュークスベリー卿があまりに健気かつ不憫で愛おしかったです。かわいすぎるよ。

ホームズ作
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

どんなときも自分の力で未来を切り開くエノーラは輝いてる!テュークスベリーとのコンビもかわいかった〜。
明るくて清廉な映画だなあと思った。

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

3.9

前編より断然おもしろかった!!
デーヴァセーナとアマレンドラバーフバリの夫婦がかっこよすぎる!惚れっぽいのは遺伝かな?(笑)カッタッパもこんなに魅力的なキャラクターだったのね、とにこにこしてしまった。
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

3.7

RRRと比べると物足りないけど、まさしく「バーフバリ」の「BEGINNING」。バーフバリ!バーフバリ!はやっぱりテンション上がった〜!一緒に言いたくなった。

まだよく調べてないけど、これは叙事詩な
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

意外なほど映画館向きな映画だった。正直配信でも良いかなとちょっと思っていたけど、がっつり没入できる環境で観られてよかったです。
創作物に限らず言葉でも行動でも、その人から出たものが結局その人自身のこと
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

スケールの小ささと題材がいい意味で超日本的。
劇中「この漫画意外と深いよな」というセリフがあったけど、この映画自体がまさに「意外と深いな」という感じで、もっとコメディー全振りなのかと思っていたのにちょ
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

細かいことは絶対に気にしちゃいけない!ただおもしろかった!!!なんかわかんないけど元気が出た。

これ昔青年誌で連載してた漫画を何話分もまとめて映画にしたやつですか??って思うくらいコミック的だったし
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.3

時間軸が死霊館シリーズよりもかなり前なのでそこまでハッキリとは繋がらないのかなと思ったら、最後の最後しっかり繋がってテンション上がった!
神父が全然役に立ってないのはちょっと笑ってしまった。

死霊館(2013年製作の映画)

3.5

きちんと「ホラー」をやっているゴーストバスターズみたいな印象だった。ホラー好きならそこまで怖いわけじゃないと思うけど、エンタメとしてしっかり面白い。

実話ベースということで、この手の題材で最後に実際
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

歳の差を超えた一夏の友情物語かな?という程度のイメージで観に行ったので、女性にまつわるすっごくたくさんの要素が織り込まれた作品で驚いた。「生理」というワードがこんなに出てくる映画は初めて観たかも。>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.2

全方位優しくて優しくて優しい。
エピソードや設定が変更になっている部分もあるけど、主題歌まで含めて実写映画化としては100点満点に近いと思う。めちゃめちゃ良かった。

劇中に出てくる漫画がふたりの関係
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.9

なるべく情報入れずに観たほうが面白い映画!なのにあらすじ1文目からまあまあのネタバレなので、観る予定の人は読まないほうが良いと思う。

中盤以降は嫌な予感と「どうなるんだろう?」の連続でハラハラしたし
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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

昔の2chの怖いスレみたいな話だったな。ホラー耐性がない人や素直な人ほどゾワッとするのかも?参加型なのは面白いし紋様が目にこびりつくような映像も巧いけど、耐性ある人は割と先が読める感じだと思う。

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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

「こんな日本は嫌だ」「こんな新幹線は嫌だ」がてんこ盛り(笑)でも日本への愛情はたっぷり感じられて楽しかったな。あの富士山は妙に元気が出るし、京都からの劇伴も「なんで!?」と思いつつ最高過ぎて笑ってしま>>続きを読む

サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.8

甘酸っぱーーーーーい!!かわいかった…!前半はそんなにハマらずどうかな?と思ったけど、終盤の爽やかさで一気に好きになってしまった。あとチェリーのキャラデザが好きでした。言われてみれば確かにタイトルも俳>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.2

Filmarks試写会にて。

舞台が原作の映画であることがすごくよくわかる作品。「映画」と「演劇」の境界とか他にもいろんなものをまさに「超越」してた!記憶にある限りこんな映画は初めて観ました(笑)
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

好きなものを自分のペースでずっと好きでいるミー坊と、そんなミー坊をミー坊のままで居させようとしてくれる人たちの物語。
温かくて優しくてほっこり笑えてすごい良かった!観た直後も良いなと思ったけど、時間が
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.5

途中まではじっとりと不気味な雰囲気で、比較的読みやすいながらも「こうなのかな?」と考えながら観られるのが楽しかった。多少のトンデモ設定も映画なら許容範囲かなと思うけど、終盤に家族が勢揃いするシーンで急>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

ホラーというよりスリラーかな?娯楽としてシンプルに面白かったし、一部理解できていない気がしてネタバレ解説を読んだら物凄く腑に落ちたこともあって、この過程まで含めてさすがのジョーダン・ピール監督作だなあ>>続きを読む

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.6

昨年秋に劇団四季の公演を鑑賞。共通点が多くありつつも、映画は四季版よりファントムに寄り添っている気がした。憐れみからくるものとはいえ彼への優しさを感じた。

レミゼもそうだけどミュージカルは特に、映画
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

新作が公開されたらいつも家族で観に行く映画。

根本の部分わりとなんも解決してなくない!?(笑)とは思ったし前作に引き続きツッコミどころも満載なんだけど、シリーズファンへのサービスカットも恐竜(という
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

本編94分中80分間くらいうっすらずっと気分が悪い(褒めてる)。わたしが飲食店勤務なら吐き気に襲われそう。お仕事物語は好きだけどそんな生易しいものではなかったです。

この映画が映し出しているのはとあ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

どう言葉にして良いかわからないけど、「突然耳が聞こえなくなること」のリアルを感じられる映画だった。あくまで一端に過ぎないのだろうけど。

ハンディキャップを負った上で新たな人生を生きるのか、これまでの
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

超辛口になってしまいますが、この題材とこのキャストを集めてこんな面白くない映画って作れるものなんだなあ…。演者さんたちがどんな気持ちでこれを撮ってどんな気持ちで宣伝動いていたのかと思ったら泣けてきちゃ>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

何よりもまず、ヤギが!でかい!!色んな意味で!(笑)

内容としては個人的に「ここがイイネ!」と「それはどうなん?」が7:3くらいだったのでハマりはしなかったんですが、あらゆる民族とセクシュアリティの
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

想像の数倍しんどくてへこんだ…。善い人は報われないし、世の中は(自分も否定はできないけど)二枚舌ばかり。そしてそういう方がやっぱり表向き成功していたりもするのかなあ。表立った悪意と自覚のない悪意、どっ>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.5

愛すべきB級映画!かつてこんなに緊張感のないホラーがあっただろうか…(笑)

人形に襲われる恐怖よりも「せっかく掃除したのにまた汚れちゃった〜」の方が大きくなってしまうのおもしろすぎる。遊園地のことよ
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ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.3

想像よりずっとハードボイルド。なんか、ちょっとへこんだ…。こういう作品を観ると、身体と心の性が一致しているわたしはただ運が良かっただけだなと思う。

あんまり意識したことなかったけど、ハイヒールって確
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

最後にきちんと説明がつくスリラー。「映画として怖い」と言うより「この状況に放り込まれたら怖い」って感じだった。

おおまかには読めるものの肝の部分はなるほど〜と思ったし、キツそうなシーンも大半をぼかし
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

やるせないし、鑑賞者の嫌な予感は的中するし、想像を超えるラストではないけれど、何より隅々まで配慮の行き届いた映画だと思った。この胸糞悪い出来事から始まる物語を、ここまでお洒落に、そしてどこかユーモラス>>続きを読む