れんこんさんの映画レビュー・感想・評価

れんこん

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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

微笑ましくも切ない長い長い初恋の物語。ものすごく沁みた……。

予告で見た通りの映画ではあるのだけど、その過程を丁寧に丁寧に描いてくれているし、演者さんたちがみんな上手いのでしっかりと胸に刺さる。わた
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.2

単純なホラーではなく、点と点を繋げるミステリー的な雰囲気もあるのだけど、わからないところはわからないまま終わるタイプの映画でした。あと、なんだこの胸糞野郎率。

ホラーでないパートが長めなので全体的に
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シイノはマリコにただ「助けて」って言ってもらいたかったんじゃないかなあ。はっきりと望まれていたら、もっと早く手を引いて連れ出せていたんじゃないかと思ってしまった。色々としんどいな。

ラスト、手紙の内
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.6

長すぎず、あっさりしたつくりの割に余韻が残る良い映画だった。ラマヌジャンの感覚もハーディの意図も理解できるからこそ、なかなか噛み合わない二人がもどかしい。

数学は証明問題がいちばん好きだったド文系人
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

今まで観た作品の中でトップクラスで「裁判のリアル」を感じた。
何が事実か、誰が嘘を言い誰が真実を言っているのか、ある人から見た真実は果たして客観的事実なのか。その全てが本人たちにしかわからない中で、第
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.1

こんなにもサム・ロックウェルに恋できる映画だなんて聞いてないよ!と思いながらずっと観てました。楽しかった〜!!

スモーク舞う中でのダンスシーン(?)とかアイススケートとか安定のトンチキで、家で観てた
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.3

めちゃめちゃ良かった。とてもしんどい、しんどいけれど随所に優しさが詰まっている映画だった。「良い」ということだけが確かで言語化が難しいのですが、色々なことがままならない中で、それでも人が人を救う姿には>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

つまらなくはないけどとにかく地味。物語もじっくりじっくり進む割に妙にとんとん拍子なところもあって、イマイチ入り込めなかったかなあ。あと、3人以外に結構犠牲者出てそうだけどそれは大丈夫…?ってなってしま>>続きを読む

あぶない刑事(1987年製作の映画)

3.7

冒頭からバブリーかつ、予算が潤沢にありそうな感じが観ていて楽しかった。遠目でも別人とわかるスタントマンとか、これ絶対人形でしょ!っていうシルエットとかとにかくツッコミどころ満載。お酒飲んで誰かと喋りな>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.2

めちゃめちゃ良かった……。
ネタバレを避けると言えることが少ないけど、誰が悪かったのか、なにがいけなかったのか、市子自身にはどうにもならない問題が多すぎる。
映画が終わっても登場人物たちの人生が続いて
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

原作既読で思い入れも強いオタクなので他にも入れて欲しかったシーンがたくさんあって★4.5だけど、アニメしか観ていなければ文句なしで★5をつけてると思います。

この試合の怖すぎる研磨がアニメでもしっか
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.3

原作のゲームは薄っすら知っている程度ですが、キャラクターの造形や店の再現度が高くてテンション上がった!

ただ、ホラーと言うよりミステリー寄りで思ってた映画とはちょっと違ったかなあ。あんまり怖くはない
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レディ加賀(2023年製作の映画)

3.2

スウィングガールズみたいな映画を期待して行ったのだけど残念ながらハマれず。脚本も演出も良くなかったパターンの気がするなあ。

松村くん筆頭に男性陣の台詞・芝居がクサいのと、次々起こり過ぎる問題の数々に
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

原作既読。
かなり丁寧な実写化で良かった!全体を通して再現度が高く、物語的に盛り上がるところまで無理に急がないでそれぞれの関係性をしっかりと描いてくれたことも嬉しかったです。

中でも土方さんが良すぎ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.8

2024年映画館初め。余白から察せられる部分の多いかなり大人向けのアニメーションでした。「徹子さんの自伝」という以外予備知識ゼロだったので、冒頭で時代背景が提示されたときにそういう時代かとハッとした。>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」(2015年製作の映画)

3.9

芝居はもちろん、舞台装置がとにかくすごかった。一幕ラストは鳥肌が立ちました。映像で観ているので余計かもしれないけど、二幕も照明ひとつで同じ場所を違う場所に見せる演出に感嘆してしまった。

ハムレットに
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.9

ディズニー100周年にふさわしいファンムービーだと思う。これ単独で観たら普通なんだけど、素人目にもわかるくらいオマージュがふんだんに盛り込まれていたことが楽しかった!Dオタの解説付きで観たい映画でした>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.9

ディズニー過去作を観ていれば観ているほど楽しいショートムービー。終始目が足りない〜!となって楽しかった。
この中にCV.山寺宏一のキャラどれだけいるんだろう(笑)

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

情報の渦が!すごい!!
途中まではわからないなりに笑えたしマルチバースの説明もわかりやすかったんだけど、ラスト30分かなり散らかった気がするなあ。
友だちと観たから楽しめたけど、1人で観てたらよほどコ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

想像の100倍胸糞。それでももう一回観たいと思えるくらい良かった!刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるタイプの映画でした。
でこぼこバディあり、血みどろミステリーあり、人間(妖怪)ドラマあり、ちょっとだけホ
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.0

ずっと前に見たことあるはずだけど体感的には初見。めちゃめちゃ良かった!
まさに「愛」と「友情」の物語。ヴィランが明確にヴィランなのと、登場人物たちの行動原理に無理がないのが良かった。地上波だったけど途
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.7

前半がつらかったのもあって冗長に感じてしまったけど後半は好き。もう少しコンパクトな尺ならもっと好きだったと思う。ブルーノが出てきてからは一気に楽しくなったし、ディズニー映画の最後はやっぱりほろりと来て>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ゴジラ映画でありながら人間がいとおしくなる映画だった。不恰好だからこそ愛おしい。終盤の展開はかなりベタなんだけど、期待したものをまさに提供してくれるのが気持ちよかったです。

やっぱりゴジラのテーマを
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.9

感想の言語化が難しい。一面だけ見て何かを理解したつもりになることや、自分の物差しで「ありえない」と断じることの危うさがとても印象的だった。例えば劇中のある暴力シーンは、その是非は置いておくとして大半の>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.2

想像以上に良かった!相変わらず風刺が効いていて、現代日本を生きるすべての「ダメな大人」のためのエンターテイメントって感じだった。岡田将生の悲痛な叫びってなんでこんなにおもしろいんだろう(笑)

深夜の
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コンジアム(2018年製作の映画)

2.7

うーん全然ハマらなかった。怖くなくてもストーリーが良かったりエンタメとして面白いなら良いんだけど、特にどれもなかったです。お化け屋敷として捉えるならまあアリかな、という感じ。

韓国ホラーは人怖系のほ
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.9

シリーズ安定のエンタメ系ホラーで超おもしろかった!シスターたちもソフィーも圧倒的に善なのでストレスなく応援できるし、終盤の展開も激アツ。

ヴァラクさん、最早ゴーストというよりクリーチャー?と思ったけ
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.7

イメージしていたよりも渋い。登場人物のほとんどが犯罪者なので程度の差はあれみんなクズで、そのくせ自分の中の線引きみたいなものを持ってるのが滑稽でもありどこか痛ましくもあった。
「安藤サクラと山田涼介」
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.8

シリーズ飛び飛びで3作鑑賞済み。きちんと追った訳ではないので、工藤と市川が思いのほか良い関係で驚いた。
今作の個人的MVPは珠緒師匠です!あと、耳に残るエンディングも笑った。

初めて大画面でのコワす
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

もしわたしがグランツーリスモのファンなら超泣いてると思う。車好き、ゲーム好きが撮ったことが一目でわかる映画でものすごい愛を感じた。実話ベースならではのエンドロールも熱い。

今まで観た洋画の中でいちば
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

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金ローで最新作と勘違いして観始めたら違った。観たことあったけどそれでも最後まで観てしまうくらいにはおもしろかった!ラストがほろ苦い。

ツッコミどころはご愛嬌ですが観覧車バトルは必要性もあまりわからな
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.6

一貫してB級なのに不思議と癖になってくる。一作目時点では「呪い殺されそう…(むしろ呪い殺されろ)」と思っていた工藤にも愛着が湧いてきて、過去の縁の力を結集したエクストリーム除霊エンターテイメントになっ>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

3.6

一作目を観て各話完結と判断し、評価の高いこちらを観たら意外と続いている要素があって焦った。でもちゃんとおさらいしてくれるし、評価に違わず一作目よりしっかり面白かった!狭間(?)のシーン急に予算が尽きた>>続きを読む

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.3

わたしの知っている口裂け女とは全然違った(笑)超B級だし星つけるの難しいけど時々ドキッとするところはあって、本格的に呆れ返りはしない絶妙なラインだった。工藤個人には呆れ返ったけど10年前なんて特にこう>>続きを読む

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